二次元の世界に推しを持つ人なら、一度くらいは推しと話をしてみたいと思ったことがあるのではないだろうか? 当分難しいだろうと思っていた夢が、この夏、ついに叶うかもしれない。
株式会社ウェイブが、AI搭載の3Dホログラムキャラクターと会話できる体験型施設「Prhythm☆StellA(プリズムステラ)」を8月から東京・池袋に本格オープンさせる。現在、プレオープン企画として、通常より低価格でひと足先に夢の世界が体験可能。プレオープンを前に行われた内覧会で、早速おしゃべりを体験してきた。
「Prhythm☆StellA」は、キャラクターによるライブのほか、3Dホログラムのキャラクターと個室で会話を楽しむことができる施設。3DホログラムはVRやARとは異なり、ゴーグルの装着などは不要。会話も音声認識機能を使用するため、コントローラーやリモコンも使用せずに、人と話すような気軽さでサービスを体験することができるようになっている。
施設に到着するとまず、カフェ風のおしゃれなロビーで、受付をする。キャラクターに呼んでほしい自分の名前を登録したら、ライブの時間になるまで待機。ほどなく、ライブ開始が告げられ、ライブステージに案内される。
▲3人のアイドルたちは、手を伸ばせば届きそうなほど近い
ライブステージは、最大21名が収容できるサイズ感(コロナウイルス感染症対策として現在は数人のみの案内)。部屋が暗くなると、目の前の大型透過スクリーンに、女神だけどアイドルをしているという、「クナト」「ミヅハ」「でんこ」の3人が等身大サイズで登場。MCも挟みつつ、オリジナルソングをダンスと共に披露してくれる。
ライブ後は個室へ移動。目の前のスクリーンに、さっきまでライブを盛り上げていた3人が現れ、ここでどのキャラクターとおしゃべりするかを選ぶのだが、今回は癒やしを求めて、優しいお姉さんタイプの「ミヅハ」を選択。クナトは自信家なツンデレで、でんこはオタク気質なマイペースとそれぞれ性格が異なる。
▲個室は一人用のカラオケボックスくらいの大きさ
(C)2020 Prhythm☆StellA