• 【ヤマトよ永遠に】鳥海浩輔が語る新キャラと重厚なドラマ!
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2024.07.18

【ヤマトよ永遠に】鳥海浩輔が語る新キャラと重厚なドラマ!

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

名作『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを現代にリメイクしたシリーズの最新作、『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』が7月19日(金)より劇場上映される。
1980年公開の劇場版『ヤマトよ永遠に』を再解釈し、全七章(全26話)の壮大なストーリーを展開する本作で、新キャラクター・北野誠也を演じるのが鳥海浩輔だ。
北野は地球防衛軍に所属、冷静沈着な指揮官であり指導者としての資質も高い優秀な軍人という人物。主人公・古代進や森雪たちとどんな関係にあり、物語の中でどんな役割をはたすのか? 多くのファンの注目を集める北野について、そして本作の印象について、鳥海に語ってもらった。

●ヤマトといえば波動砲!●

――これまで『宇宙戦艦ヤマト』という作品にはどのように触れてこられましたか。

鳥海 実は、あまり本格的には触れてこなかったんです(笑)。『ヤマト』の最初のシリーズが始まったのは1974年とうかがっていますが、僕自身は1973年生まれなので作品とほぼ同い年。ですから、いわゆる「ヤマト世代」は僕より少し上の世代の人たちかなと思います。とはいえ日本人なら誰でも知っていて、海外でも日本を代表するアニメ作品のひとつと受け取られている名作ですから。当然、ある程度は作品に触れたり、観たりしたことはあります――と、そんな距離感で接してきました。

――その範囲で結構ですので、『ヤマト』に対してどんなイメージが?

鳥海 波動砲でしょうか(笑)。個人的に『ヤマト』に作品としてしっかり触れたのは現在のリメイク・シリーズからですが、その範囲で言うならば、もちろんヤマトなどメカの造型やSF的な世界観も人を惹きつけると思いますし、人間ドラマもしっかり描かれていますよね。また、異なる種族同士の関係性の問題などもしっかり描いているからこその物語の重厚さも、『ヤマト』の大きな魅力ではないかなと感じています。

――なかでも鳥海さんご自身が特に惹かれるポイントは?

鳥海 ……波動砲です(笑)。やはり男の子ならみんな、波動砲は好きだと思います。

――今作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の台本を読んで、どんな印象をお持ちになりましたか。

鳥海 古代と雪が大変そうだなぁというのが第一印象です。そして、離ればなれになった二人がいかにして元に戻るのか、あるいは戻れないのか? という部分が物語の軸としてありつつ、他の人物たちにもそれぞれに思惑があり、「味方だからいい人」「敵だから悪い人」というシンプルな話ではなさそう……そう感じられる重厚なドラマが、しっかりと描かれているなと感じました。
ただ、現時点で僕が収録したのはおそらくまだ物語の序章にあたる部分までで。これから佳境に入るでしょうし、さまざまな事件が起こりそうな予感もあります。そういう意味では僕もこれから、観客のみなさんと同じようなタイミングで「おおっ!」と驚いていくのかもしれない。毎回、新鮮な気持ちで台本に向き合っていますし、かなり壮大な物語になりそうな気配もあるので楽しみにしています。
(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

アニメージュプラス編集部

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