• 『仮面ライダー555 20th』舞台挨拶レポート! 半田・芳賀・村上・唐橋・藤田・田崎登壇
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2024.01.17

『仮面ライダー555 20th』舞台挨拶レポート! 半田・芳賀・村上・唐橋・藤田・田崎登壇

(左から)藤田玲、村上幸平、半田健人、芳賀優里亜、唐橋充、田崎竜太監督 (C)2024 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・東映



Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』完成披露舞台挨拶
日時:2024年1月14日(日)19:00~19:30(開催済み)
※上映後イベント・ライブビューイングあり
場所:新宿バルト9 シアター9(新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル13階)
<登壇者>
半田健人(39歳/仮面ライダーネクストファイズ/乾巧役)
芳賀優里亜 (36歳/園田真理役)
村上幸平(47歳/仮面ライダーカイザ/草加雅人役)
唐橋充(46歳/スネークオルフェノク/海堂直也役)、
藤田玲(35歳/北崎役)
田崎竜太監督(59歳)
MC:寺迫麿

▲半田健人
上映後となった舞台挨拶は満席の観客の大きな拍手に迎えいられて登壇、1人ずつ役名など挨拶をすると観客から「おかえり」の声も上がり、「帰ってきました! ありがとう!」と主人公・乾巧/仮面ライダーファイズ役の半田健人が笑顔で応え、観客とも完成できた作品の喜びを分かち合った。

▲唐橋充
MCより20年ぶりに『仮面ライダー555』ができた気持ちを質問されると半田は「20年前の自分にこういう日があることを教えられるなら教えたい。20年間ずっと応援してくれていた結果がこの作品です。皆さんが作ったものです」と観客に感謝を伝え、草加雅人/仮面ライダーカイザ役の村上幸平は「映画楽しかったですか?」と客席に聞くと大きな拍手や声援が飛び、うれしそうな表情を浮かべ「ありがとうございます! 皆さんに見ていただくことがずっと楽しみでした。夢のような気持ちです。20年前の嫌われていた草加に 20年後にはこんなに愛されるよと伝えたいですね」というと、草加のお決まりのセリフ「俺のことを好きにならない人間は」と村上が会場に向かって叫び「邪魔なんだよ!」コールアンドレスポンスが起きた。
園田真理役の芳賀優里亜は「本当にこのチームで新作ができるなんて、当時1ミリも思ってなかったけど20年間応援していただき、みなさんに見せてもらった夢の続きだと思っています」と喜びと感謝をコメント。
海堂直也役の唐橋充は「この20年間、爪のささくれや唇の乾燥が……」などボケを続けるも「(観客の前に立つのは)中野サンプラザで号泣して以来の今日なんで泣かなきゃいけないのかな? って……」というとキャストからも「大丈夫です」と突っ込みが入り、会場を笑わせた。
北崎役の藤田玲は「役者を辞めていたり他界していたりする中、みんなの想いを込めたこのメンバーで今、ここに立っていることに意味を感じています。皆さんのおかげで夢のような時間を過ごせています」と思いを述べた。
20年前のTVシリーズでもパイロット監督を務めた田崎竜太監督は「この企画は俳優部から始まったんですが、みなさん熱があって、スタッフでも若い方が子どもだった頃『555』を見ていて、『555』だから参加させていただきますという人もいて、愛を持った熱に支えられているなと感じています」と話した。

さらに半田は「最初、キャストから20周年何かやりたいって話してはいるけれど映画になるとは思っていなかったので責任を背負っています。ただ、待ってくれているファンの方々がいかに楽しんでもらって、懐かしい、楽しい! って思っていただけたらいいなと、これだけです」と告げた。
▲芳賀優里亜
芳賀は「真理に(本作で)すごく大きな変化があったので、すぐ受け止められなかったです。迷いながらやっていて現場で出来上がっていきました」と作り上げていったことを話し、村上も「20周年ということは当たり前のじゃないすごいことだって、離れてしまった人や他界している人、僕も一時期(芸能界を)離れていて改めて集まってできたので、この奇跡をかみしめて出演できたことがうれしいです」と語った。
▲藤田玲
藤田も「(同じ事務所の村上と)僕ら(TVシリーズで)死んでいるんですよ。(事務所から)あなたも出るよって言われて、どうやって!? って思ったんですが、台本を読んであーそういうことか、なるほどって思い楽しくオファーを受けました」と本作への出演が決まった時を振り返った。
▲田崎竜太監督
田崎監督は「『555』できるんだってうれしかった。このメンバーで他の人が監督やっていたら嫉妬していたと思う。みんなの手の内がわかっていたのと、若い時と違って手探りを経てお互いジジイと大人になってコミュニケーションをとりながら仕事ができました」と20年前と今は違った関係が築けたことをコメントした。

▲村上幸平
さらに、今回新規キャストらとの関係を聞かれると村上が「新しいキャストが若々しいから画面に映った時に老け具合が目立つな」と笑わせながら「20年前は僕らもピチピチだったけど、若い青年がもがき苦しみながら戦うのが『555』のテーマでもあるので僕らの世代との対比もできたと思います」と話した。
半田は別の仮面ライダー作品に出演したこともあり「前回の反省を生かして、老害を辞めました。後輩ライダーにロケバスの中で2時間半老害したので、若い子には若い子の時間があるだろうから、聞かれたら答えるスタンスでいました」と告白した。
村上からは本作でスマートレディを演じる進藤あまねとの撮影秘話があり「1日だけ一緒の撮影日があって、クランクインの日にプルプル(震えていたので)話しかけてあげました。本人も特撮大好きらしく進藤さんのファンの中にも『555』好きな人が多いらしく」というと半田から進藤のSNSのフォロワーがこの中で1番で多いのではという話になり「頼りにしてるよ進藤さん!」と呼びかけ会場を沸かせた。
さらに村上は進藤に「草加スマイルを目の前で浴びたよってSNSに書いてねって言ったら「はい!」って言ってたよ」と続けると半田からすかさず「無事、老害ですね」と突っ込みが入った。

最後に半田から、本作を楽しみにしている方々にメッセージ。
「本当に僕たちもこういう作品が完成するとは、目標にはしていたんですが実現できるかは自分たちの力ではどうしようもなったんです。ところがみんなが応援してくださったから作品を作ることができました。この作品はただの同窓会作品ではなく、ここを新たな『555』の出発点としてこれから先、5年、10年、20年と『555』を愛してくれるようなそういうきっかけにしてくれると嬉しいです」と語り、舞台挨拶は終了した。

※「田崎竜太」の「崎」は「大」の部分が「立」の異字体が正しい表記。
(C)2024 石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)石森プロ・東映

アニメージュプラス編集部

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