【僕の心のヤバいやつ】キャスト・アーティストが集結した胸熱のヤバいイベント！

出演キャストが大集合したファンイベント『TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」FAN FESTA 2023～karte12.5 僕らは渋谷に集まった～』が12月10日（土）にLINE CUBE SHIBUYAで2回に渡って開催された。本記事では、昼の部のイベントレポートをお届けしよう。

『僕の心のヤバイやつ』は「マンガクロス」（秋田書店）にて連載中の、桜井のりおの同名漫画を原作としたTVアニメ。陰キャで中二病の中学生・市川京太郎と、天真爛漫な同級生の美少女・山田杏奈が繰り広げる青春初恋コメディだ。原作4巻までのストーリーを全12話で描いた今年4月～6月放送のTVアニメ第１期に続き、2024年1月6日（土）からはファン待望のTVアニメ第2期の放送が予定されている。

市川・山田の初デートの舞台にもなった聖地・渋谷で開催された今回のイベントには、堀江瞬（市川京太郎役）、羊宮妃那（山田杏奈役）、朝井彩加（小林ちひろ役）、潘めぐみ（関根萌子役）、種﨑敦美（吉田芹那役／昼の部のみ）、豊崎愛生（原穂乃香役／夜の部のみ）の『僕ヤバ』おなじみの豪華キャスト陣が登壇した。

まずは本イベントのために書き下ろされた朗読劇からスタート。クリスマスパーティーのプレゼント選びのため、渋谷へ買い物にやってきた市川、山田、小林、関根、吉田。天津甘栗を食べながら待ち合わせ場所に登場した山田の姿や、不審者スタイルの市川を女性陣がコーディネートするやり取りなどに、会場全体が作品の空気感に満たされていく。

前半の朗読劇を終えた後、大きな拍手で迎えられながらキャスト陣が再びステージに登場。ここからは、キャストが選んだベストシーンを紹介しながらTVアニメ第1期を振り返るコーナーへ。

種﨑が選んだのは、第3話の市川が山田を好きだと自覚するシーン 。「“好きだ” と涙が出てくるって……尊い……！ あと、堀江さんの “僕は” が最高！」と、熱く語った。
監督から「このシーンはとても大切になる」と聞かされていた堀江は、最初は希望に感じていた市川のセリフが「カースト下位の彼が、クラスで人気者の女の子に恋をしてしまったという辛さ、気づきたくなかった想いに気づいた瞬間の苦しさをほのかに匂わせるニュアンスで」というディレクションを受けたことから演技が変わったという裏話を明かした。

朝井が選んだベストシーンは、第8話の市川、山田、小林が図書室で一緒に勉強しているシーン。「何も察知できない “ばやしこ（小林）” だからこそ見せれるシーンと、市川と小林にちょっと嫉妬する山田のシーンがお気に入りです」とコメントした。
堀江は、第7話の席替えで市川と山田が近くの席になるシーンをチョイス。「もっと良いシーンあるのに……！（笑）」と周りから総ツッコミを受けると「被っちゃまずいと思って（笑）。でも席替えで一喜一憂する懐かしい青春らしさが詰まっていて良いシーンだなと思いました」と答えていた。

ここで原作者・桜井のりおの公式Xにて公開されている本編スピンオフ作品『ツイヤバ』のアニメ映像、続いて第2期の本PVが初公開。PVを観た堀江は「これだけでも充実感と満足感がすごくて、2人が少しずつ近づいていっている微妙な距離感が伝わってくるめちゃくちゃ尊いPVだと思いました」と絶賛のコメントを寄せた。

（C）桜井のりお（秋田書店）／僕ヤバ製作委員会