• 『新しい上司はど天然』ED曲「花束」をLenny code fictionが語る
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2023.12.11

『新しい上司はど天然』ED曲「花束」をLenny code fictionが語る

『新しい上司はど天然』


■80年代の映画や音楽からインスパイア

――「花束」の話に戻りまして、同曲はバンドサウンドでありながら、80年代っぽいシンセとビート感があって、その世代には懐かしさがこみ上げてくる楽曲です。楽曲を作る上でのテーマやモチーフにしたものはありましたか?

片桐:アニメから、素直な関係というか居心地のいい、飾らない関係みたいなものを感じて、そこから今までなかった「優しさ」みたいなテーマが生まれました。歌詞もテーマも僕らの中で新しいから、じゃあいっそ全部新しいことに挑戦してみようと思って、シンセの音も1周回って今っぽい、リバイバルされているような音を使っていこうとか、みんなで話し合っていくうちにどんどん変化していったかたちです。だから主軸にあったのは、新しいことへの挑戦でした。

ソラ:「80年代っぽさとは何だろう?」と考えたのですが、ギターでいうと「Chorus」というエフェクターがよく使われていた時代なので、このレコーディングのためにChorusを実際に買いました。Chorusを使うと温かみのあるエコーがかかって、それこそ懐かしいと思える音になります。ノスタルジックな感じになるというか。

――80年代に皆さんは生まれていませんけど、どういうところから80年代を取り入れたのですか?

ソラ:例えば映画で、『フットルース』や『フラッシュダンス』、『ゴーストバスターズ』など、当時の映画のBGMには必ずと言っていいほどChorusが使われています。チープなシンセとか打ち込みとかもそうです。イマジネーションを膨らませるために、その頃の映画を観たり音楽を聴いたりしました。

Kazu:80年代はハードロックも花開いた時代として有名で、僕は王道のAC/DCなどを学生時代にたくさん聴いていました。今回の「花束」はそっちの路線ではないけど、その時代の打ち込みミュージックを自分たちなりの解釈で、“人力”でやるみたいなレコーディングでしたね。それでドラムは生で、ベースはシンセベースを弾いています。

KANDAI:僕はとにかくシンプルにドラムを叩くことを意識しました。シンプルにしたほうが技術的には簡単ですけど、逆に表現するのが難しくなるんです。そういう上手さの先にあるものの面白さに目覚めてレコーディングしました。

◆『花束』
・配信中:https://kmu.lnk.to/Hanataba
・CD発売日:2023年12月6日(水)
・販売サイト:https://kmu.lnk.to/kJU8Zk

◇初回仕様限定盤[CD+DVD]KSCL-3477
価格:1,980円(税込)

<CD収録内容>
・M-1:「花束」TVアニメ『新しい上司はど天然』エンディングテーマ
・M-2:「チープナイト」
・M-3:「それぞれの青」

<DVD収録内容>
・M-1:「花束」Music Video
・M-2:TVアニメ『新しい上司はど天然』ノンクレジットエンディング映像
・M-3:とつげきLenny’s Room presents「ハッピーエンドで旅したい」

<購入特典>
・アニメイト:ましかくブロマイド(アニメJK写絵柄)
・楽天ブックス:アクリルキーホルダー
・セブンネットショッピング:缶バッチ
・Amazon.co.jp:メガジャケ(アニメJK写絵柄)
・応援店舗特典:ステッカー
※特典は数量限定・予約優先での先着順配布となり、なくなり次第終了となります。ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ず店頭/ECサイトでご確認下さい。
※上記記載のあるチェーンでも一部取り扱いのない店舗がございます。

☆Lenny code fiction公式サイト

ライター:榑林史章、編集:アニメージュプラス

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