映画『古の王子と3つの花』市川新之助×ミッシェル・オスロのインタビュー映像、到着！

『キリクと魔女』（1998年）、『ディリリとパリの時間旅行』（2018年） などで知られ、現代フランスを代表するアニメーション界の巨匠として日本でも人気の高いミッシェル・オスロ監督の最新作で、日本でも今夏劇場公開し話題を集めた『古の王子と3つの花』のブルーレイ・DVD発売、デジタル配信開を記念して、本作で声優初挑戦となる八代目市川新之助とミッシェル・オスロ監督のインタビュー映像が公開された。

2022年のアヌシー国際アニメーション映画祭にてプレミア上映が行われ、オスロ監督が名誉賞を受賞し、国際的にも大きな話題となった今作『古の王子と3つの花』は、3つの異なる都市と時代、古代エジプト、中世フランス、18世紀トルコを舞台に、自分を信じることで運命を変え幸福を手にする３人の王子を描いた、エキゾチックな物語。

第1話はルーヴル美術館とのコラボレーションで制作された古代エジプト、クシュ王国の若き王子が上下エジプトを統一し、黒人初のファラオとなる物語『ファラオ』。
第2話は、オーベルニュを舞台にした民話から想を得て中世フランスの王子を描いた『美しき野生児』。
第3話は千夜一夜物語をテーマに、オスロ監督自身が創作した18世紀のイスタンブールが舞台の豪華絢爛な美味しい物語『バラの王女と揚げ菓子の王子』となっている。

このたび、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーより2023年12月6日（水）からBlu-ray＆DVDがリリース、およびデジタル配信されることを記念して、市川新之助とミッシェル・オスロ監督のインタビュー映像が公開された。

本作で映画の声優初挑戦となった市川新之助は、第2話の主人公「美しき野生児」の少年時代を演じている。
市川新之助は「先輩たちから色々なことを教えてもらいながら務めることができ、すごく楽しかったです」とコメント。さらに、映画の声優と歌舞伎での声の出し方については「声優は、どちらかというと声の大きさは静かで、音程を気にしたり気持ちを込めます。歌舞伎の劇場は声が響きますが、それでも声優より声を出した方がいいと思います」と、その違いを語っている。

そして、今回の市川新之助さんの声優初挑戦について、オスロ監督は「彼を選んだことは素晴らしいアイディアです。僕にとっても夢でした。若いころから能や歌舞伎、絵を通してしか知らなかったのですが、衣裳や化粧が素晴らしいと思っていました。若くて才能のある歌舞伎俳優さんとご一緒できたのは、とても嬉しいですね」と大絶賛。

また、今回初めて歌舞伎の舞台を鑑賞したことについて、「本当に魅了されました」とひと言。市川新之助さんの見事な演技に触れ、日本の伝統芸能の代表である歌舞伎への、監督のより深い思いが伝わる貴重なインタビューとなっている。

まるで美しい歴史書を紐解くように、魅惑の古の世界へと観客を誘う美しい物語『古の王子と3つの花』を、ぜひご家族やご友人、大切な人と一緒にお楽しみください！

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