• 【呪術廻戦】「あとは頼みます」榎木淳弥、津田健次郎が第42話を語る!
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2023.11.27

【呪術廻戦】「あとは頼みます」榎木淳弥、津田健次郎が第42話を語る!

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会


――第42話では、真人がついに2人の前に再び現れます。収録時を振り返り、印象的だったシーンや収録時の感想を教えてください。

榎木 やはり、七海の最期でしょうか。虎杖にとって、もう1人の先生のような存在だったので、そんな人物が目の前で敗れる姿を見ての怒りは相当なものだったと思います。
また、僕にとってはディレクションとの兼ね合いも難しい回でした。七海と真人が対峙しているところを発見した時に、「ナナミン」と言うセリフを「静かに言ってほしい」と言われて。監督と何度か打ち合わせを重ね、調整していきました。

津田 先ほど言った通り、七海の静かな心情を意識することを心がけました。その中での、「あとは頼みます」と虎杖に託す際の一瞬の揺れ。安心して任せるのではなく、虎杖にとって “呪い” の言葉になるとわかっていても言わなければならない葛藤をあの一言に込めました。

――虎杖と七海は、第1期から共に行動する場面が何度かありました。2人が登場するシーンの中で、個人的に好きなシーンや印象的だったセリフは?

津田 「虎杖君はもう、呪術師なんですから」。虎杖を1人前の呪術師として認めた一言ではあるものの、七海自身は呪術師を良いものだとは思っていないので、複雑ですよね。呪術師として生きるのならば、これから先必ず人を殺すし、近しい人、もしくは自分が死ぬことだってある。そういうのを含めての言葉だったので、印象に残っています。

榎木 僕もそのシーンは気に入っています。虎杖は1期で「死にたくない」みたいなことを言っていますけど、2期では「別に俺は死んでもいい」と言っているんですよね。七海のその言葉によって呪術師の役割を理解し、自分が助かることではなく、死ぬことで何かを得ようとするという考えに変わったのだと思いました。

――本作で共演されてみての感想、またお互いの役者としての印象を教えてください。

榎木 津田さんには公私ともにお世話になりっぱなしです。本当、尊敬の念しかないです!
映像の現場でも活躍されている方なので、アフレコ現場でも表現の苦しみみたいなものを表に出してくれるんですよね。自分の解釈と制作側の意見が割れることもあるのですが、その都度話し合い調整しつつ「なんとか良い作品を作りたい」という思いが伝わってきます。
良いものを作るためには苦しまなければいけないということを、見て学ばせてもらっています。

津田 そう言ってもらえて、本当にありがたいです。
そういう榎木くんも、お芝居が好き……というか「自分には芝居しかない」という気概が伝わってきます。とても真摯に作品・芝居に向き合っているので、話しているとそのエネルギーが伝わって来て自分も頑張らなければと思わされます。

榎木 ありがとうございます!

――では最後に、第43話放送に向けて見どころや、注目してほしいシーンをそれぞれ教えてください。

榎木 宿儺によって多くの人を殺めてしまい、絶望に打ちひしがれる虎杖。これからどう行動していくのかが見どころとなってくるので、彼がどんな方向に進んでいくのか、是非、オンエアを見て確かめてください。

津田 「渋谷事変」は色々な場所でそれぞれのドラマが繰り広げられていて、本当に濃密な物語になっています。これからはさらに見る人の感情を揺さぶる物語へとドライブしていきますので、最後まで注目してください。

>>>場面カットを見る(写真7点)

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

アニメージュプラス編集部

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