• 【ぼっち・ざ・ろっく!】青山吉能・長谷川育美が語る結束バンド初ライブの舞台裏
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2023.11.19

【ぼっち・ざ・ろっく!】青山吉能・長谷川育美が語る結束バンド初ライブの舞台裏

(左から)リードギター/後藤ひとり役・青山吉能さん、ギター&ボーカル/喜多郁代役・長谷川育美さん 撮影/大山雅夫

2023年5月21日にZepp Haneda (TOKYO)で開催された、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇中バンド「結束バンド」による初ライブのステージを収録した『結束バンドLIVE-恒星-』Blu-ray&DVDが2023年11月22日に発売される。
アニメージュプラスではリードギター/後藤ひとり役・青山吉能さん、ギター&ボーカル/喜多郁代役・長谷川育美さんへのインタビューを2回に分けて掲載。前編となる今回は、本ライブ当日までの道のりと当日の感想について話をうかがった。

――まもなく『結束バンドLIVE-恒星-』のBlu-ray&DVDが発売となります。本ライブの開催の話はいつ頃お聞きになりましたか?

青山 3月ごろ、開催の2カ月ぐらい前でしたね。そこから本格的な練習をはじめて当日まで走り切った感じでした。

――アニメ放送当時からこのようなライブをやる計画はあったのでしょうか。

長谷川 具体的な計画があったわけではないです。もちろん制作の段階から熱意を込めてアニメ・楽曲共に制作がなされていて、楽曲のレコーディングも全身全霊で臨んで「これだけ本気で作った作品が多くの人を魅了しなかったらおかしい!」くらいの想いはありました。でも、人前で歌うところまではさすがに想像できていなかったというか……。

青山 「可能性としてなくはないな」ぐらいには思っていた感じでした。なので、実際にライブを開催すると聞いた時は驚きましたね。

長谷川 ただ、同時に嬉しくもありました。私自身歌うことが大好きで、いつか人前で歌声を披露したいという想いはずっとあったので、今回お話をいただいた時は即答で「やらせてください!」とお答えしました。

――プレッシャーを感じることはなかったですか。

長谷川 正直、プレッシャーはすごく感じていました。私自身、今回のライブの約1カ月前に開催された『ぼっち・ざ・ろっく! です。』が『ぼっち・ざ・ろっく!』の作品での初歌唱で、ライブの開催が決定した時点では人前で歌ったことがなかったんです。
それにも関わらずZepp Haneda (TOKYO)のステージに立って、かなりの曲数を歌うことになったことに重責を感じていました。特にライブをほぼ1人で背負うことのプレッシャーはすごくて……。

青山 アニメ作品のライブの場合、主要キャスト何人かで一緒にステージに立つことが多いのですが、今回は育美が歌う比重が大きく、その肩に乗る責任も大きかったと思います。あのプレッシャーは他の作品ではなかなか味わうことがないものだと思います。

――バンドメンバーを背負って立つのも一つプレッシャーだったのではないですか。

長谷川 そこは逆にプレッシャーを和らげる要因になっていました。バンドメンバーには一線級の方が揃っていて、私が歌いやすいように隅々まで気を配っていただけたんです。おかげで安心して歌うことができて、すごく感謝しています。

――青山さんは、本ライブでASIAN KUNG-FU GENERATIONの「転がる岩、君に朝が降る」の生演奏を披露されました。こちらも準備が大変だったのでは?

青山 大変でしたね、開催決定から当日まで練習の毎日でした。今回はサプライズでのギター演奏だったので「練習しています!」とSNSで言うこともできない。毎日人知れず練習しながら「誰かにこの苦しみを共有したい!」という衝動に幾度も駆られて……何度かSNSに投稿しかけました(笑)。

長谷川 ギター演奏って練習量が本番でものを言うじゃないですか。それをたった2カ月であのレベルまで仕上げたのは本当にすごいと思います。
元々『ギターヒーローへの道』(アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』連動企画として青山吉能がギターを習得していく配信動画)が公開されていた時も、プライベートの時間を削って練習していたのを知っていますし、今回それ以上に練習して大勢の人の前で披露したわけです。それを成し得たよっぴのこと、本当に尊敬します。

青山 いやいや、そんな……。

(C)はまじあき/芳文社・アニプレックス

アニメージュプラス編集部

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