本ランキング発表に伴い、新作アニメを紹介する番組「つづきみ」のMCを務める吉田尚記と結のふたりにランキング結果について、アニメソングの人気や近年の傾向について語った特別対談も届いた。
<特別対談>
結:やっぱりアニメ作品として注目されていた楽曲が、カラオケでも人気ですね!
吉田アナ:そうだね、結構話題になってた『ダークギャザリング』も9位に入ってる。あと、パッと見て思ったのは、「声優ソング」が減りましたね。
結:本当だ―!
吉田アナ:一般アーティストの曲が上位を占めるようになりましたね。これがどうしてかというと、昔と比較すると、最近のメジャーアーティストは、アニメの世界観をしっかり理解した上でアニソンを作りあげているんですよね。アニソンって、アニメ作品に合ってるかどうかを視聴者側がめちゃくちゃ厳しく見ているんだという事がすごくよく分かります。
結:それはすごい思いますね。ちゃんと作品を意識している曲が強いし、そういう曲しかもはやない。
吉田アナ:どのアーティストにも、アニメに対するリスペクトがしっかり感じられますよね。どんな大物アーティストでも、ちゃんと原作を読んで作ってくるのが当然になってる感じがします。
結:それがもはや前提と言える時代になりましたよね。
吉田アナ:ランク外にも魅力的な曲は多くて、なかでもクオリティーが高いと感じるのは、夏アニメで『あやかしトライアングル』オープニングテーマを手掛けたフィロソフィーのダンスですね。第一線のアイドルグループでありながら、ちゃんとアニソンとして作品にもアーティスト性にもフィットしている。今後期待していますし、個人的にも推してます!
結:私の推しは、クジラ夜の街かな。最初に曲を聴いた時に、めちゃくちゃアニメに合いそうだなと思ったので、今回の『闇芝居 十一期』エンディングテーマ「マスカレードパレード」を観て、コレコレ! っていう感じがめっちゃありました。これからVTuberの参入も少しずつ増えそうですし、時代の流れともに、アニソンもどんどん進化していきそうですね。
▲吉田尚記(左)/結(右)
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