• 【トランスフォーマー】コンボイ司令官が初代玩具風造型で全身可動!
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2023.08.11

【トランスフォーマー】コンボイ司令官が初代玩具風造型で全身可動!

(C) TOMY

『トランスフォーマー』玩具の新シリーズ第1弾『トランスフォーマー「ミッシングリンク C-01 コンボイ」』が2024年2月に登場、タカラトミーモール他で予約が始まっている。
初代玩具版のサイズやプロポーションを再現しつつ関節可動部を増やしたアイテムだ。
またアニメ版を意識した彩色の『トランスフォーマー「ミッシングリンク C-02 コンボイ(アニメエディション)」』も同時発売となる。

『トランスフォーマー』(TF)シリーズはタカラトミーの変形ロボット玩具。1984年に日米のコラボで誕生、コミックやアニメで好評を博し日本でも逆輸入されて人気を得た。
日本導入にあたり、故郷の星サイバトロン星はセイバートロン星、正義のTF軍団オートボットはサイバトロン、悪のTF軍団ディセプティコンはデストロン、オートボットのリーダーであるオプティマスプライムはコンボイと名を改められた。
1997年(日本放送時)の『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』、2007年スタートの実写映画版『トランスフォーマー』シリーズがそれぞれ爆発的ヒットとなり、特に実写映画版によって一般層への知名度はかなり高まった。
なお「1985年の日本初導入時は全くウケなかった」という誤解をしている人もいるが、実際にはアニメ5作を連続約5年間、後半は日本独自作を制作してまで放送した人気シリーズだった。

▲初代玩具版コンボイ
『トランスフォーマー』のスタート時の玩具は、本来別々のシリーズであるタカラ(現タカラトミー)の『ニューミクロマン』と『ダイアクロン』のロボットを流用、設定とカラーリングなどを変更したものだった。それらの玩具は両肩や肘は動くが、足が前に出ないなど「フルアクション」「フルポーザブル」とは言えない仕様だった。
やがてTFとして新規に設計されるアイテムがメインになっても、可動方面はあまり強化されなかった。
手足が自由自在に動くフルポーザブルTFは『トランスフォーマーG-2』(アメリカ1992年、日本1995年)から登場。
『ビーストウォーズ』(アメリカ1996年、日本1997年)からは標準仕様となり、変形のみならずフルポーザブルフィギュアとしても楽しめるシリーズに進化した。

アメリカのコミックやアニメでは同じタイトルを何十年も続け、主役はもちろん登場キャラもあまり交代せず、デザインや時代設定の方を更新・変更することが多い。
近年のTFでも、初期キャラであるオプティマスプライムやバンブルビーを現在の技術でデザインアレンジ、フルポーザブル化した玩具シリーズ「TFキングダム」や「TFレガシー」が展開されている。
また日本発祥の「TFマスタピース」シリーズも、近年ではアニメ版プロポーションの再現に力を入れている。

そうした流れの中で誕生した今回の「TFミッシングリンク」シリーズは、1980年代当時のTF玩具を再現した懐かしさを感じるデザインに、現在のTFの魅力であるフルポーザブル仕様を追加という、今までになかった発想で誕生。来年2024年のTF40周年を記念したアイテムだ。

タカラトミーは「『MISSINGLINK』は、TF商品の『失われた環(わ)』=ミッシングリンクという意味で、1980年代のトランスフォーマー商品に新たな機能を加えることでコレクションの環の足りない部分を補完するシリーズです。新旧の良さを表現するため完全新規金型で再設計しています。『当時子どもだった大人に、“懐かしさ” と “新しさ” を感じて欲しい』『若い世代に、昔のおもちゃの魅力を伝えたい』そんな想いが詰まっています」と説明している。

「ミッシングリンク C-01 コンボイ」は、コンボイ(トレーラーの牽引車に変形)とトレーラーをセットにし、当時を再現した商品パッケージになっている。
コンボイは「上半身が大きく下半身が細身のクラシックなデザイン」「胸とつま先にダイキャストを使用」「ゴムタイヤ」など懐かしいポイントに、「フルポーザブル」「胸元のマトリクスチャンバーの再現」を加えることで、当時は手足があまり可動せず難しかった劇中ポーズを楽しむことができる。トレーラーも高射砲を分離できるようにし劇中再現度を高めている。

またカラーリングをアニメ設定に近づけるなど、アニメに登場するコンボイを商品化した「ミッシングリンク C-02 コンボイ(アニメエディション)」も同時リリース。こちらはトレーラーなし、コンボイ本体&武器・マトリクスのみの仕様だ。
造形的には同じだが、初代玩具版では黄色い目がアニメと同じく青になっており、胸の窓も青い。「やっぱりコンボイの目は青くないと!」という方はぜひこちらを。

当時コンボイを演じた玄田哲章の声が入った紹介動画も公開された。

映画最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』も好調な滑り出しで、また日本での注目度が上がってきそうなTFシリーズ。オールドファンも新規ファンもミッシングリンクでより深いTFの魅力に触れていただきたい。

>>>ポーズもチェック! TF「ミッシングリンク C-01 コンボイ」その他の画像を見る(画像12点)

(C) TOMY

アニメージュプラス編集部

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