• 『劇場版 モノノ怪』2024年夏の公開が決定!薬売り役は神谷浩史
  • 『劇場版 モノノ怪』2024年夏の公開が決定!薬売り役は神谷浩史
2023.08.04

『劇場版 モノノ怪』2024年夏の公開が決定!薬売り役は神谷浩史

(C)ツインエンジン

斬新かつ絢爛豪華な映像表現と人の情念を描き出すドラマの魅力で、多くのファンに根強く支持されている『モノノ怪』。
制作発表以来、大きな話題を呼んでいた劇場版の最新情報が公開。公開スケジュール、新ビジュアル&特報、そして注目の主人公・薬売り役のキャストが明らかになった。

「人の世ある限りモノノ怪あり」
人の情念や怨念にあやかしが取りついたとき、モノノ怪となり人に災いをもたらすという。
この世で唯一、モノノ怪を斬ることができるといわれる退魔の剣を手に、諸国を巡りながらモノノ怪に立ち向かう謎の男・“薬売り”の奇妙な冒険譚ーーそれが『モノノ怪』の物語だ。

2007年7月にフジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」のTVシリーズとして放送され、スタイリッシュなキャラクターデザインに和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生みだして話題となった。
2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005〜09年度制作部門)では堂々の第1位を獲得し、今もなお根強い人気を誇っている。
そして2022年には、放送から15 周年の記念企画のひとつとして「大奥を舞台とした完全新作の劇場版プロジェクト」が発表され、注目を集めていた。

今回、その劇場版の公開が「2024年夏」に決定、新ビジュアルと特報が発表されるとともに、注目の主人公・薬売り役を神谷浩史が務めることも明らかになった。

新ビジュアルには劇中でキーポイントとなる要素が散りばめられており、本作の世界観を表現したデザインが印象的。
口元に指先をあてる耽美な薬売りの姿も華やかで美しく、“大奥” で巻き起こる事件への興味が駆り立てられる。

特報は薬売り=神谷浩史が本作の世界へと誘う妖しくも魅惑的な声と共にスタートし、荘厳な音楽が流れる中、神出鬼没の謎多き男・薬売りが煌びやかな女中たちの間でも一際目立つ黒い衣装を纏い現れ、大奥での謎めいたできごとを予感させる印象的なカットが連続していく。

和紙を思わせるようなテクスチャと独特な色使いで『モノノ怪』らしさを濃厚に感じさせつつ、TVシリーズからのさらなる進化を期待させる目眩く世界が展開ーー2004年夏の劇場公開がますます楽しみになる映像だ。

監督はTVシリーズに続いて、中村健治が続投。さらに、キャラクターデザインは漫画家の永田狐子、アニメーションキャラデザイン・総作画監督は『つり球』『ガッチャマン クラウズ』で中村健治監督とタッグを組んできた高橋裕一が担当することも明らかとなった。
アニメーション制作はツインエンジングループの制作スタジオを束ねる「EOTA」。
「EOTA」内には大小のクリエイターユニットが多数存在し、今回『劇場版 モノノ怪』のために中村健治監督を中心とした体制が構築されているという。

『モノノ怪』でしか見ることのできない、唯一無二の映像世界ーーその蠱惑的な悦びを劇場で堪能できる日を楽しみに待ちたい。

(C)ツインエンジン

アニメージュプラス編集部

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