• 『TFビースト覚醒』特別試写会レポ! 声優無法地帯復活だぶ~ん
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2023.07.26

『TFビースト覚醒』特別試写会レポ! 声優無法地帯復活だぶ~ん

(左から)千葉繁、加藤賢崇、山口勝平、岩浪美和音響監督

2023年8月4日(金)公開予定の映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の日本語吹替版特別試写会が7月25日に開催された。ゲストとして声優の千葉繁、山口勝平、加藤賢崇と岩浪美和音響監督が登壇、爆笑トークを繰り広げた。ここではそのオフィシャルレポートをお届けしよう。

2007年、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって、記念すべき実写映画版1作目が製作され、空前の大ヒットを叩き出した『トランスフォーマー』。シリーズ全6作品の世界累計興行収入は48億4700万ドル(約6494億円、1ドル130円換算)を突破! まさにハリウッドを代表する、記録的大ヒット超大作シリーズとなった。
待望の最新作にして、新シリーズの幕開けとなる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2023年8月4日(金)に日本公開。日本に先駆けて全米で公開を迎えた同作は、週末3日間で約6050万ドル(※日本円で約84億4700万円、Box Office Mojo調べ)を稼ぎ出し、全米を賑わせていた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を堂々と制し週末ランキングNo.1の大ヒットを記録! RottenTomatoesの一般鑑賞者の評価(オーディエンススコア)は過去シリーズ最高の92%と高評価を叩き出しており、鑑賞者からも「シリーズ最高傑作」と大絶賛され話題を呼んでいる。

日本語吹替版には、人間側の主人公のノア役を中島健人、ヒロインのエレーナ役を仲里依紗、ノアの相棒的存在でシリーズ初登場のトランスフォーマー「ミラージュ」役を藤森慎吾、またシリーズで不動の人気を誇るオプティマスプライムの声を過去シリーズに引き続き玄田哲章が、シリーズ初登場のゴリラ型のトランスフォーマー「オプティマスプライマル」の声はTVアニメシリーズに引き続き子安武人、ほかにも高木渉、柚木涼香、本田貴子、ファイルーズあい、武内駿輔ら豪華声優陣が参戦し、日本語吹替版の演出を伝説的アニメシリーズ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』を担当してきた音響監督・岩浪美和が務めることも明らかとなり大きな注目を集めている。

同作の公開を記念して、日本語吹替版特別試写会が2023年7月25日にグランドシネマサンシャイン・4DXシアターで開催された。
同作で登場する「ビースト」のオリジナルである1997年放送の『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は、日本で一大ブームを巻き起こした3Dテレビアニメだが、その人気に火をつけたのは後に「声優無法地帯」と呼ばれるまでになった豪華声優たちのアドリブ合戦と言われている。
そんな伝説の「声優無法地帯」が、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の公開を記念して奇跡の大復活! イベントにはアニメ版でティラノサウルスからトランスフォームするメガトロンを演じてきた千葉繁、蜂からトランスフォームするワスピーターを演じてきた加藤賢崇、ネズミからトランスフォームするラットルを演じてきた山口勝平、そして当時のアニメシリーズに加え、今作の日本語吹替版の演出も担当した岩浪美和音響監督が登壇。今回の声優3人はなんと『ビースト覚醒』に出演しておらず、最新作に関わったのは音響監督の岩浪のみという「無法地帯」感溢れるメンバーが一同に会した!

イベントは数日前にネット上で公開された『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の無法地帯声優2023予告映像の上映からスタート。会場が笑いにあふれるなか、千葉が「諸君、おひさしぶりかま~! 吾輩がメガトロンだ!」、加藤が「メガトロン様~! みんなイケイケ、池袋~!」、山口が「おいらラットル~!」とそれぞれがアニメでのセリフを再現しながら登場。
予告映像ではメガトロン、ワスピーター、ラットルが劇中に登場しないことがナレーションで明かされており、加藤が「僕たちが出ないんじゃビースト覚醒しないでしょ~!」、山口が「全然覚醒しないよ!」と訴えかけ、千葉が「俺たちまだ映画も観ていないしね!」と舞台挨拶に登壇しながら本編をまだ観ていないことまで告白!

そんな声優無法地帯の面々らしいオープニングトークが続くなか、無法地帯声優2023予告映像が収録された際のメイキング映像がスクリーンで上映された。
映像では声優陣の面々が好き放題にアドリブをいれながら収録を進める様子が映し出され、なかには加藤の放った一言に規制音が入り、音響監督の岩浪が「ダメだよ! ●●(NGワード)は!!(笑)」と笑いながら制止する場面も。
アフレコでは特に加藤のアフレコの自由度がずば抜けていたようで、千葉が「俺たちはドラマに則してアドリブ言うんだけど、賢崇さんのアドリブは返せないのよ!(笑)どうすんだよ、この先~?!って(笑)」と笑顔で当時を振り返った。

あっという間に時間が過ぎ、イベントの最後は山口が「いっぱい楽しんでほしいと思います。おもしろかったら『おもしろかった』でいいですし、おもしろくなくても『おもしろかった』って感想に書いてね! そうじゃないと3年後がなくなっちゃうので!(笑)是非この映画をみんなに広めていただいて大ヒットすることを願っています」、加藤が「岩浪音響監督が長年のキャリアで培ってきた演出テクニックで作られた日本語吹替版は、世界中で公開される映画のなかでも日本の管轄でしか楽しめない! 贅沢な時間を共有するということで存分に楽しんでください。字幕版を見たくなったら帰りにムビチケをお求めになって、部活の後輩のぶんまでよろしくお願いします! ぶぅ~ん」、千葉が「僕ら出てないけど……きっと(映画は)おもしろいんでしょ、たぶん。僕もね、腹立たしいですけど、観てみたいなとは思ってます(笑)。熱い声援のおかげでここまで盛り上がっていますから、3年後、僕たちも出れるように腹筋を鍛えて頑張ります!」と締めくくり、声優無法地帯のメンバーが一夜限りで復活を遂げた伝説級の舞台挨拶イベントは終始笑いに包まれながら幕を閉じた。

>>>『TFビースト覚醒』特別試写会レポの画像を見る(画像3点)

(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2023 HASBRO

アニメージュプラス編集部

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