• 『好きめが』超技巧廊下シーンは手書き!? 必見の原画撮影映像!
  • 『好きめが』超技巧廊下シーンは手書き!? 必見の原画撮影映像!
2023.07.07

『好きめが』超技巧廊下シーンは手書き!? 必見の原画撮影映像!

(C)藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

2023年7月4日(火)から放送中のTVアニメ『好きな子がめがねを忘れた』について、話題の超技巧廊下シーンの原画撮影映像が公開された。

『好きな子がめがねを忘れた』(掲載 月刊『ガンガンJOKER』スクウェア・エニックス刊)とは、2018年4月から藤近小梅のTwitterアカウントから投稿され、ついついめがねを忘れてしまうド天然女子と、ちょっぴり奥手なヘタレ男子が、「ゼロ距離」で繰り広げるムズキュンなエピソードが話題沸騰中の最旬ラブコメ漫画。
投稿の度に提示されるニヤニヤ必至のシチュエーションや、ちょっとずつ近づく2人の関係に目が離せず、毎回数万いいねを記録。<恋する胸の高鳴りを瞬間最大風速で巻き起こす>と、今一番見守りたいラブコメとして大きな話題となっている。

そしてこの度、PVでも使用され、第1話放送後に「カメラワークがすごい」「CGなのか? 作画なのか?!」とSNS上で話題になったワンカットで制作された廊下&階段シーンの原画撮影映像が公開!

映像をハイクオリティに制作する実力派スタジオGoHandsが制作した該当シーンは、廊下にて談笑する様々な生徒が場面に映る中、主人公・小村楓が教室へ行くまでを360°周り込むようなカメラアングルで追っていく。手すりに手をかけるシーンではレンズの寄りもリアルに表現されており、とても描写にこだわりを感じる。

しかし、横峯克昌監督は本シーンについて、「カメラアングルなどもですが、教室に向かって階段を上っていく際に小村君の『今日も好きな子に会える』という高揚感を少しでも感じていただければと思いました。」と、カメラアングルだけでないこだわりを明かした。

シーンの途中で、急ぐ生徒がぶつかりそうになりながら避けたり、小村君の友人である八坂くんが挨拶をしたりと、生徒たちが「ただ場面に存在するだけ」ではなく、生徒それぞれの朝の様子がしっかり描かれている。

今作品でコンセプトアートを務め、本シーンをメインで担当した鈴木信吾は、「監督からご依頼をいただく形でコンテニングから映像納品までのご依頼をお受けして1つのカメラで進行してゆくシーンはとても労力が掛かりますが、空間や距離感等を見ている方々に伝える方法としては有効だと思い執筆をいたしました。それによってキャラクターの存在感が増したり、学校の生活空間の把握ができて理解が深められるかと考えております。当然ですが、絵を作画していただけたスタッフさんのご尽力の賜物だと思っておりますしアニメーションプロデューサーさまからの第三者視点で『お客様の印象に残る映像を届ける』という自身が抜けていたアイディアも貰う事ができ、自分一人で土台を作ったという印象より力をお借りして形にできた達成感(嬉しさ)が残っております。皆様にぜひ見ていただけると幸いでございます。」と本シーンに込めた思いが明らかになった。

原画撮影映像だからこそ、1枚1枚の絵にしっかりと注目できるため、見返すごとにクリエイター陣のこだわりや、新たな発見があるかもしれない!

<1話廊下シーン 原画撮影映像>

(C)藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事