• 怒りのハイジがアルプスで大暴れ!『マッド・ハイジ』はR18で公開!
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2023.06.27

怒りのハイジがアルプスで大暴れ!『マッド・ハイジ』はR18で公開!

(C)SWISSPLOITATION FILMS/MADHEIDI.COM

あの国民的キャラクター「ハイジ」がR18で帰って来る。内田真礼(ハイジ)、久保ユリカ(クララ)ら吹替版声優&ジャンル映画マスターたちより本作の絶賛コメントが到着。さらに、監督の緊急来日&前夜祭が決定した。

スイス初のエクスプロイテーション映画『マッド・ハイジ』が2023年7月14日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国で公開される。

幾度となく映像化されてきたヨハンナ・シュピリの児童書『アルプスの少女ハイジ』。高畑勲と宮崎駿による1974年のTVアニメは、日本やヨーロッパを含む世界各地であらゆる世代を超えて愛され続けている。このスイスが誇る名作を、同国出身の監督とプロデューサーがB級エログロバイオレンスバージョンにアレンジした、“スイス映画史上初のエクスプロイテーション映画”が誕生! 配給会社は、R15になるよう修正を入れようと試みたが、過激なシーンが画面一杯に本編で随所に繰り広げられているために、修正を断念したという。世界19か国538人の映画ファンによるクラウドファンディングで、約2億9千万円もの資金集めも話題を呼んだ。アニメ版のおなじみのシーンの数々を再現するなど、日本へのリスペクトも随所に感じられる仕上がりとなっている。 

チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨した。それから20年後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさばき、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでもマイリの手下に山小屋ごと包囲されて爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国を開放することができるのか!?

独裁者マイリ役には『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。そして『グラディエーター』『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のデヴィッド・スコフィールドが〝アルムおんじ″ことハイジのおじいさんに扮するなど、B級を超えた豪華なキャスティングにも注目だ。

そして、日本へのリスペクトもふんだんに盛り込まれた本作のヨハネス・ハートマン&サンドロ・クロプシュタイン両監督の緊急来日が決定した。ふたりとも初来日ということでワクワクが止まらないという。公開前日の7月13日(木)にはヒューマントラストシネマ渋谷にて前夜祭となる『マッド・ハイジ』先行上映会の実施も決定! 当日は監督のスペシャルトークと共に日本最速上映を楽しむことができる。料金は2000円(税込)7月7日(金)より発売される。

また、本作の吹替版を担当した声優陣とジャンル映画マスターたちよりアツアツトロトロのコメントが到着した。
ハイジ役の内田真礼は「ブッ飛んでいる皆さんの知らないハイジになっていると思います。固定概念を一度消し去って是非アタマ空っぽの状態でご覧ください」と新たな出会いを果たしたもよう。
クララ役の久保ユリカは「”正解”がひとつだとは限らない。それぞれの”答え”が必ずある。それなら『アルプスの少女ハイジ』という作品イメージだってきっとそうなんです! 覚悟して、新しいハイジに出会ってください」と、こちらも出会ったようだ。
そのほか、アートディレクター・映画評論家・サタニストの髙橋ヨシキは「女囚! カンフー! ナチスプロイテーション! 全体主義国家と化したチーズと鳩時計とチョコレートの国スイスに、アルプスの美女ハイジの怒りが大爆発! 圧政と抑圧に立ち向かう、由緒正しきジャンル映画ここに見参!」と大興奮だ。
GANG PARADEのテラシマユウカは「これはまるで……高熱を出した時に見る夢のよう……チーズに溺れるディストピア、ラクレットの様に脳みそがとろけてしまう。正気の沙汰じゃない(褒め言葉)チーズと共に安らかにあれ!」と、ドップリとこの世界に浸ってしまったようだ。ほかジャンル映画マスターたちのコメントは以下の通り。


アニメージュプラス編集部

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