──他のヒロインたちと絡んでみての感想はいかがですか。和氣 皆さん、キャラと中の人がリンクしていると思える方ばかりでした。例えば鶴河秋水役の鈴代紗弓さんは「こういうお芝居が出てくるってことは、家でも普段こんな感じなのかな?」って思っちゃうぐらい自然に秋水ちゃんになっていましたし、月島流星役の山根綺さんはギャルっぽく見えているけど根はすごく真面目で努力家ってところが似ているな、とか。
──和氣さん自身は白菊から見習いたいことはありますか?和氣 料理と、あとやっぱり立ち回り方ですかね。隼とファミリアメンバーがワーワー言っていてもニコニコしながら側でなだめていたり、秋水ちゃんのボケを上手い具合に流したり……そういうことがすごく自然に出来るので、そういったところを見習いたいですね。
──では、他のヒロインからは?和氣 皆さん、それぞれ私にない魅力を持っていて、憧れしかないですね、幕澤桜花さんはお裁縫やお洋服作りにセンスがあるので、そこはぜひ取り入れたいと思います。あと、私はお家ではローテンションなので、秋水ちゃんみたいなユーモアやブレないメンタルを学びたいです。
私はアーティストデビューさせてもらっているので、鳳凰寺紅葉さんからは歌唱力や音楽のセンス。あと、流星さんはSNSが上手ですよね。このお仕事に宣伝力やプロデュース力はメチャメチャ大事だと思っているので取り入れたいですし(笑)、ぜひ皆さんと仲良くしたいですね。
──白菊は匂いフェチですが、和氣さんには何かフェチな部分があったりしますか?和氣 私は寝癖フェチかもしれないです。いつも髪型をちゃんと整えている人が遅刻した時に寝癖がチョンってなっていたりすると「はっ!」ってなっちゃいますね(笑)。いつもしっかりしている人の抜けている部分を見るとキュンとします。
──隼については、どんな印象がありますか?和氣 隼くんは初めて会った時からぶっきらぼうで冷たいイメージがあったし、他のファミリアメンバーも隼くんに対して冷たく当たったことでお互い距離を置いちゃったりするんですね。
でも白菊ちゃんだけは、とある理由から彼と距離を置くことをしなかったし、隼も白菊に対しては同じ目線でちゃんと会話をしてくれるんです。
──水中雅章さんの演技も相まって、味のあるキャラクターになっていますね。和氣 冗談とか言わなそうに見えるんですけど、意外と中二病っぽいところもあったりするんですよね。なんかいろんな面で「男の子だな~」って感じがします(笑)。近寄り難く見えるんですけれど、実はすごく親しみやすい子なんだろうなって思いました。
──主な舞台は喫茶店ですが、喫茶店についてどんな思いを持たれていますか。和氣 喫茶店には憧れが詰まっていますね、バレないのであれば、今からでもアルバイトをしたいくらいに思っていますから(笑)。カフェでのちょっとした時間が癒やしになって嬉しいと思っている私からしてみれば、アットホーム味のあるファミリアは理想のカフェです。海の近くという立地も夢がありますし制服も可愛いので、ぜひ店員として働きたいですね(笑)
──では最後に、ファンへのメッセージをお願いします。和氣 最初はドタバタしていますが、恋愛だけでなくお仕事の面でも成長していく5人のヒロインと隼くんによるハーレム共同生活ラブコメは、まさに見どころ満載です。それぞれのヒロインにスポットを当てた回もありますし、白菊ちゃんが知っている隼くんの間にある秘密も気になるところだったりしますので、ぜひ注目してもらいたいと思います。
あと白菊の酔っ払ったシーンは原作ファンなら必見です(笑)。私自身、普段の白菊ちゃんとのギャップをメチャクチャ出すぞ! と頑張って演じたシーンになっていますので、ウザいけど可愛い酔っ払いぶりをぜひ見ていただけたなら嬉しいです。
和氣あず未(わき あずみ)9月8日生まれ。東京俳優生活協同組合所属。主な出演作は『はめつのおうこく』(ドロカ)、『最強陰陽師の異世界転生記』(イーファ)、『冰剣の魔術師が世界を統べる』(レベッカ=ブラッドリィ)、『ウマ娘 プリティーダービー』(スペシャルウィーク)、『東京リベンジャーズ』(橘日向)、『プリマドール』(灰桜役)ほか。
>>>奥ゆかしい大和撫子ぶりにキュン!白菊の名場面をプレイバック!(写真14点)(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS