先日、遅ればせながら『THE FIRST SLAM DUNK』を見てきた。当記者は『SLAM DUNK』のファンというわけではなく、基礎知識もかなり薄ぼんやりである。にもかかわらず面白かった。基礎知識全くゼロだと若干厳しいかもしれないが、3/100もあれば十分楽しめるのではなかろうか。6週連続1位は伊達ではない、ということだろう。
2Dと3Dを混ぜて使う場合、3Dをセルルックにしつつ、2D側をさらにそれに合わせて減算して描く、といったようなことが必要になるのだが、『THE FIRST SLAM DUNK』では逆に3Dモデルを原作イラストに近い濃いめのテイストに仕上げ、2Dの絵をそれに合わせていく、という感じになっていた。おそらく、やろうと思えばこれまでの技術でもできただろうが、あまりやっていなかった方向性である。
興行収入記録的にもどこまで行くか注目の『THE FIRST SLAM DUNK』、まだ6週目だがロングランになる可能性も十分あると思われる。