• 『魔術士オーフェン はぐれ旅』江口拓也が憧れる剣と魔法とドラゴンの世界
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2023.01.11

『魔術士オーフェン はぐれ旅』江口拓也が憧れる剣と魔法とドラゴンの世界

『アーバンラマ編』から登場するヘルパート役を演じる江口拓也さん


──アフレコ時に監督や音響監督から何か具体的なディレクションはあったでしょうか。

江口 基本的には自分が作っていった演技プランを受け入れていただいて、特に「ここをこうしてくれ」というのはあまり言われなかったですね。勿論、細かな感情の起伏みたいなところではその都度「もうちょっとこうしてほしい」みたいなところはありました。あと、絵が結構出来上がっているところでは、口パクに合わせてセリフを調整するやり取りなどはさせてもらいました。

──他のキャストの方とはどんなお話をされましたか。

江口 僕は榎木(淳弥)君と一緒になることが多くて、収録後半にようやくレギュラー陣と合流して、オーフェン役の森久保祥太郎さんとマジク役の小林裕介君と一緒にやることが出来まして。そこで例の詠唱魔法「我は放つ光の白刃」を森久保さんの声で聞いた時はすごくテンション上がりました(笑)。時を経てなおオーフェンを演じ続けられる強いエネルギーみたいなものが感じられました。
森久保さんは20年前の『オーフェン』の話もちょいちょい話してくれて、ご本人も「今またオーフェンをやっているのはすごいね」っておっしゃっていたのが印象的でした。

──作中で気になるキャラクターはいますか。

江口 まぁ圧倒的にライアンですね。最初と最後の印象に一番ギャップがあるのが、このキャラクターなんじゃないでしょうか。その変化の違いを楽しんでもらえたらと思います。

──旅の仲間であるオーフェン、クリーオウ、マジクの印象はいかがですか。

江口 殺伐とした世界観の中で、この三人が割と明るく仲良くやってくれてるおかげで作品が救われている感じがするんですよね。この三人が集まっているのを見ていると安心しますし逆に離ればなれになると「ここからの展開はシリアスモードだな」って分かる。ある意味、作品の明度のバロメーターみたいな存在です。

──では、「はぐれ旅」にちなんで江口さんの楽しい旅の思い出などあればお聞かせください。

江口 数年前、一緒に飲んでた仕事仲間とたまたま休みの日が重なったので男二人、全くプランを決めず、翌日の仕事終わりに新幹線に乗って京都まで行ったことがありました(笑)。僕の中での「旅」は何も決めないで行くことが多くて、その場で行きたいところを決めるのが楽しかったりするんです。

──まさに「はぐれ旅」という感じがします(笑)。最後にファンの皆さんにメッセージをお願いできますか。

江口 『オーフェン』の世界観を知ってる方もそうでない方にも、「これぞファンタジーの世界観だ!」というものを感じてもらえる作品になっています。
特に今回の『アーバンラマ編』は激動の内容になっていますので、ぜひ第一期・第二期も観返してもらった上で楽しんでもらえたらと思っています。ぜひご期待ください!

江口拓也(えぐちたくや)
5月22日生まれ。81プロデュース所属。主な出演作は『SPY×FAMILY】(ロイド・フォージャー)、『VAZZROCK THE ANIMATION』(シキ/篁志季)、『終末のハーレム』(火野恭司)、『アイドリッシュセブン』シリーズ(六弥ナギ)、『転生したらスライムだった件』(ソウエイ)ほか。

>>>いち早くオーフェンの活躍をチェック!『アーバンラマ編』先行カットを見る(写真11点)

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

アニメージュプラス編集部

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