• Aimer「残響散歌」、優里「ドライフラワー」は世代を超えたヒット曲
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2023.01.03

Aimer「残響散歌」、優里「ドライフラワー」は世代を超えたヒット曲

2022年 年代別カラオケ年間ランキング「10代」編

JOYSOUNDから2022年カラオケ年間ランキングを年代別に徹底解剖した「2022年 年代別カラオケ年間ランキング」が公開されている。

このランキングでは、カラオケヒット曲を10代から60代の年代別に紐解くことで、世代を超えて歌われる真のヒット曲や、世代間のギャップまで浮き彫りにする結果になった。

【10代】若者の音楽のヒットの導火線は、動画サイトにあり
動画サイトをはじめとしたSNSから次々とヒット曲が誕生する若年層。首位のピノキオピー「神っぽいな」をはじめ、バルーン「シャルル」、ぬゆり feat.flower「ロウワー」など、TOP20のうち6曲をVOCALOID楽曲が占める結果になった。また、ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の収録曲で、複数の歌い手にカバーされたツミキ「フォニイ」も、初登場で5位にランクイン。1999年にリリースされた曲ながら、18位を獲得している椎名林檎「丸ノ内サディスティック」も、YouTubeに公開された歌唱動画をきっかけに、若年層の心を掴んだと言われている。
【20代】最新アニメのトレンドに敏感なアニソン世代
最新アニメのトレンドが、カラオケヒット曲として最も反映されやすい世代。ピノキオピー「神っぽいな」が首位を獲得する一方で、『鬼滅の刃』遊郭編のAimer(エメ)「残響散歌」をはじめ、『SPY×FAMILY』のOfficial髭男dism「ミックスナッツ」、映画『ONE PIECE FILM RED』のAdo「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など、今年アニメ界を賑わせた大ヒット作の関連曲がずらり。このほか、6位の「ギラギラ」を筆頭に、「踊」「うっせぇわ」など6曲がランクインを果たすなど、Adoが圧倒的な人気を示した。
【30代】アニソン、ボカロ、J-POP、多様な趣向を持つ世代
アニメソングにVOCALOID楽曲、J-POPの最新曲など、多様なジャンルの楽曲がランクインしている世代。首位のAimer「残響散歌」をはじめ、Official髭男dism「ミックスナッツ」、Ado「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など2022年にリリースされた最新のアニメソングも上位に。ピノキオピー「神っぽいな」も、昨年圏外から、8位にジャンプアップ! さらに、優里「ドライフラワー」や、米津玄師「Lemon」といったカラオケ定番曲をおさえているのも特徴。2001年のリリース以降、長年歌われ続けているポルノグラフィティ「サウダージ」は、男性からの支持を受けて14位を獲得。
【40代】アニソン、J-POPのトレンドにアンテナを張る世代
10代~30代とは異なり、VOCALOID楽曲のランクインはないものの、アニソンやJ-POPの最新曲には敏感な世代。首位のAimer「残響散歌」をはじめ、TOP5のうち4曲がアニソンという結果に。back number「水平線」、あいみょん「マリーゴールド」、Official髭男dism「Pretender」、Da-iCE「CITRUS」など、他の世代と比べても、近年ヒットしたJ-POPが歌われているのも特徴だ。
【50代】ヒット曲を取り入れつつも、心にはいつも青春の名曲が
青春を彩る思い出の曲を大切に歌い続ける世代。首位のAimer「残響散歌」に次いで、2位を獲得した薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃“夢の途中”」は、7年連続のTOP5入り。このほか、尾崎豊「I LOVE YOU」、チェッカーズ「星屑のステージ」、杏里「オリビアを聴きながら」が、昨年圏外から急浮上。優里「ドライフラワー」やLiSA「炎」など、ヒット曲を柔軟に取り入れつつも、レベッカ「フレンズ」をはじめとした懐かしの名曲も根強い人気を誇っている。
【60代】往年の名曲を愛する世代。優里・あいみょん・菅田将暉も存在感
他の世代の歌唱傾向とは一線を画し、演歌・歌謡曲が圧倒的な人気を誇る世代。首位を獲得した来生たかお「夢の途中」をはじめ、高橋真梨子「桃色吐息」や欧陽菲菲「雨の御堂筋」など、今も色褪せることがない往年の名曲の数々が顔を揃えた。そのなかで、優里「ドライフラワー」が、昨年圏外から15位に急上昇し、全世代から支持されるヒット曲に! 菅田将暉、あいみょんも、昨年から引き続きTOP20入りを果たし、世代を超えた存在感を示しました。

※集計期間:2022年1月1日~11月20日。
※選曲番号別ではなく、楽曲別として、“本人映像”や“アニメカラオケ”等のオリジナルコンテンツも合算したランキング。(2021年21位以下の楽曲を「圏外」と表記)

アニメージュプラス編集部

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