• キモかわいい? アノマロカリスとハルキゲニアの可動カプセルトイ
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2022.10.27

キモかわいい? アノマロカリスとハルキゲニアの可動カプセルトイ

(C)F-toys

奇怪な姿の古代生物として人気が高いアノマロカリスとハルキゲニアが、可動フィギュアのカプセルトイになった。食玩メーカーのエフトイズ・コンフェクトが、カプセルトイメーカーのトイズキャビンとタッグを組んで2022年11月にリリースする。

アノマロカリスは約5億年前の古生代カンブリア紀の海に生息した節足動物。名前は「奇妙なエビ」を意味するが、これは当初発見された前部付属肢の部分が胴体部だと考えられ、エビとしては変わった特徴を備えている、と見られたためである。全身の姿が判明するともはや奇妙どころではなかった。
ハルキゲニアは同じく約5億年前の古生代カンブリア紀の海に生息した葉足動物。いくつかの現生生物の起源と考えられているが、狭義の葉足動物は現生していない。

いずれもバージェスモンスター(バージェス動物群)と呼ばれる、現在の動物門の枠組みには収まりきらない奇妙奇天烈な動物であり、漫画などの怪物のモデルになることも少なくない。

「可動古生物」は、アノマロカリスとハルキゲニアを全長約8センチでフィギュア化したカプセルトイ。ボールジョイントが組み込まれておりポーズをつけることができる。
カラーリングは空想全開で設定された各4種で、全8種。

カプセルトイ戦国時代、動物をフィギュア化したネイチャー系はそれを専門とするメーカーもあるほどで競争は熾烈である。そこに現在生息する動物や昆虫でも、恐竜でもないバージェスモンスターを持ってくるのは、参入第1弾として面白い作戦と言えるだろう。

単独で遊ぶのはもちろん、他のフィギュアと組み合わせてモンスターとして扱うのも面白いかもしれない。科学的なフィギュアとして見るか、幻想的な玩具として楽しむかはあなた次第である。

>>>「可動古生物」のラインナップを見る(画像8点)

(C)F-toys

アニメージュプラス編集部

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