2.5次元俳優高崎俊吾が「Swatch×ドラゴンボールZ」発表会に潜入！

●高崎くんイチオシのデザイン、トップ3はこれだ！

【1本目のチョイス：やっぱり主役は外せない。孫 悟空モデル】
「文字盤の『悟』がアイコニックなデザイン！　道着の胸についているマークなんですけど、このマークはほかに『亀』など、本編中にいろいろと変わるんですよね。『悟』はフリーザ編のときの道着だから、そこから取るんだ！　という驚きがありました。フリーザ編からセル編までのわずかな間のマークをつけているのが、レアだなと思いました。

道着を表したオレンジのベルトとフェイスに大きく描かれた『悟』という文字、誰が見ても一目で『ドラゴンボールZの孫悟空だ！』ってわかるのもいいですよね。作品が世界中で人気だからこその、潔いデザインだと思います。ベルト裏側の下に、黄色い筋斗雲が描かれているんですが、筋斗雲は最初飛べなかった悟空が亀仙人にもらったもので、自分で飛べるようになってからもちょくちょく乗っているんです。なんだか、相棒感があっていいですよね。そういうデザインまで丁寧に描かれているのもかわいい」

【2本目のチョイス：悟空の永遠のライバル！　ベジータモデル】
「ベジータのデザインは、初めて見たときから気になっていました！　ベジータモデルなのに悟空シルエットなんて、大胆に来たなー！　って（笑）。腕時計の赤いケースは、スカウターがモチーフ。最初にベジータがスカウターで悟空の戦闘力を見たときのシーンだそうです。

正直、ベジータには必殺技や有名シーンがたくさんあるのに、悟空のデザインになったのはどうしてだろうと考えたとき、ベジータというキャラはサイヤ人の王子様でプライドが高く、自分は強いと思っていたのに、下級戦士だと見下していた悟空にコテンパンにされてしまった過去があるんです。その後も悟空への敵対心を持ちながらも、最終的に共闘関係になる。いつまでも悟空に執着している感じや、悟空がいるからベジータは成長できたんじゃないかというところに気づいて。だからベジータは悟空デザインなのかなと思うと、胸熱なんですよね。

実はフェイスの真裏に大猿が描かれていますが、これは満月を見て変身したベジータですね。悟空や悟飯が大猿になったときは自我がなくなるけど、ベジータだけは理性を保ったまま自分の意志で戦える。そんな特徴が描かれているのもおもしろいです」

【3本目のチョイス：敵なのにカッコいい！　セルモデル】
「セルはとにかくカッコいい！　ドラゴンボールはキャラクターがみんな変身するんですけど、その中でも僕の中でいちばんカッコよくなったと思うのがセルなんです。セルは、敵なのに正々堂々と勝負し、もちろん人質を取るようなズルいマネもしないところも魅力的。セルは仲間にならない敵キャラの中で、悟空から仙豆をもらって体力を回復した唯一のキャラというところも印象深いです。

表はセルの完全体をデザイン。セルのイラストが描かれているわけではなく、色や模様で表しているのがおしゃれ！　完全体が一番好きなので、見た瞬間にテンションが上がりました。一方裏面は、人造人間17号を吸収して第一形態よりもちょっとカッコよくなった第二形態を表現していますね。ここに第二形態を使うんだっていうところも興味深かったです！」

ドラゴンボールに登場する宇宙人は変身するほど強くなる。それは悟空たちもそうで、変身し、成長していく姿を見ているとワクワクするんですよね」
選びきれなかったがあとの４つは悟飯、フリーザ、魔神ブウ、亀仙人のモデル。それぞれのキャラクターのストーリーを表したフェイスとベルトが、必ずファンのツボを刺激するだろう。