『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍の水陸両用モビルスーツをデザインに落とし込んだアパレルアイテム「機動戦士ガンダム スイリクノウリョウアイテム」が登場した。「両用」と「納涼」を引っかけたネーミングである。『機動戦士ガンダム』は1979年のTVアニメ。モビルスーツ(MS)という巨大ロボット兵器を用いた、地球連邦軍とジオン公国軍の戦争を描く。
水陸両用MSとは文字通り水中と陸上で活動できるMSである。初代『機動戦士ガンダム』アニメ本編では、水陸両用MSはジオン軍のものしか登場しない(ただし水陸両用という設定ではないが、ガンダムは水中でも戦闘を行っている)。
ゴッグ、ズゴック、アッガイ、ゾックという4種のジオン軍水陸両用MSは、それまでのMSと異なり拳の代わりに爪状の手をしており、やや人型を外れたスタイルになっている。怪獣的、とも評されるその体型は奇怪さや凶暴さを感じさせる。一方、頭部の大きさから来る低頭身感のため、愛嬌を感じる人もいる。これらの要因から、ジオン軍水陸両用MSには一定以上の根強いファンがいる。

今回のアパレルアイテムは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する水陸両用MSと納涼をかけたスイリクノウリョウアイテム。
発売元のバンダイは「ファーストガンダムに登場する水陸両用MS4機をデザインに落とし込みました。4機が水面からこちらを覗く様子を怖ろしくデザインし、夏場でも涼しくなれるアイテムに仕上げました」とコメントしている。
おどろおどろしいエフェクトを背景に、こちらを睨む4機の水陸両用MS。だがそこには恐ろしさと同時に、妙なほほえましさも感じられないだろうか。
伝統的な妖怪の絵が、恐ろしさと同時にどこか滑稽さを感じさせるように、この「スイリクノウリョウ」イラストも相反する2つの魅力を発しているようである。
「機動戦士ガンダム スイリクノウリョウアイテム」のラインナップは「Tシャツ」「グラス」「フェイスタオル」の全3種。2022年7月6日(水)11時よりバンダイのキャラクターファッションサイト「バンコレ!」にて予約が開始される。
水面から注がれる4つの視線にあなたが感じるのは、涼しさ? それともかわいさ?
>>>「機動戦士ガンダム スイリクノウリョウアイテム」の画像を見る(画像13点)(C)創通・サンライズ