• 51%が紙素材! ガシャポンにエコなMAPKA製マプカプセル登場
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2022.06.06

51%が紙素材! ガシャポンにエコなMAPKA製マプカプセル登場

※「ガシャポン」はバンダイの登録商標です。 (C)BANDAI

バンダイ ベンダー事業部は、ガシャポン45周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」の取り組みとして、環境経営総合研究所が開発した紙パウダー入り成形材料「MAPKA(マプカ)」を使用した紙製のカプセル「マプカプセル」(日本特許出願済)を、吉比化成の協力の下、新たに開発した。
「マプカプセル」は、ガシャポン史上初の紙製カプセルとなり、一般汎用プラスチック(ポリプロピレン)と比べ、温室効果ガスの排出量約30%削減が可能となる。
2022年6月第4週より日本全国で順次導入開始される。

ガシャポンはバンダイが展開するカプセルトイ。

昨今、さまざまな業界において、レジ袋の有料化、紙ストローの導入、紙素材のみを使用したパッケージ等の導入など、紙製への移行、いわゆる「脱プラスチック」の取り組みが加速している。「脱プラスチック」が必要とされる理由の一つが、適切に処理されなかったプラスチックごみがもたらす環境汚染(海洋汚染・土壌汚染・大気汚染など)の問題だ。
この問題は、年間約1億個(※2021年度販売実績)のプラスチック製カプセルを提供するバンダイのカプセルトイ事業においても重要な課題と常に認識し、この度、「マプカプセル」の開発および導入に至ったという。
「マプカプセル」は、カプセルの主原料を従来のプラスチック(ポリプロピレン)から、エコ素材「MAPKA」(紙パウダー51%以上含有)に置き換えることで、製品製造から焼却までの過程における温室効果ガスの排出量約30%削減を実現する。
また、枯渇資源の使用抑制、プラスチックごみの排出削減、CO2の排出量削減が可能となる(※ごみは各自治体が定める分別ルールに従って廃棄を)。

「マプカプセル」は、6月に発売予定の「アイドリッシュセブンスナップショットアクリルチャームvol.1」 「STATION IDOL LATCH! アクリルネームバッジ vol.2」の2アイテムから本格導入し、国内生産商品で展開を拡大予定とのこと。

バンダイでは「当社は、今後も環境に配慮した持続可能なカプセルトイ事業の実現に向けて取り組んでまいります」としている。

>>>「マプカプセル」の製造工程などを画像で見る(画像11点)

※「ガシャポン」はバンダイの登録商標です。
(C)BANDAI

アニメージュプラス編集部

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