• 『着せ恋』で人気爆発!スピラ・スピカ2ndアルバムに溢れる「好き」【前編】
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2022.03.25

『着せ恋』で人気爆発!スピラ・スピカ2ndアルバムに溢れる「好き」【前編】

『着せ恋』で人気爆発!スピラ・スピカ2ndアルバムに溢れる「好き」【前編】


■スピスピらしさは、自分の“好き”に正直でいること

ーーそんな「燦々デイズ」が収録されたアルバム『ナガレボシトレイン』が発売。『ナガレボシトレイン』というタイトルは、どういったイメージで付けたのですか?

幹葉:すごく分かりやすく言うと、『ナガレボシトレイン』を聴いてくれた方を、楽しい方やワクワクする方へ連れて行きたいと思って付けました。「サヨナラナミダ」などバラード曲もあるので、流れ星の消えてゆく儚さも上手く掛け合わせることができたんじゃないかと思います。

ーートレインというのは、どんな列車のイメージですか?

寺西:僕は旅をするような意味も含めて、『銀河鉄道999』みたいなイメージがしっくりきます。

ーー1stアルバムとの違いは、どんなところですか?

ますだ:全体を通してスピラ・スピカの音楽的な幅が、すごく広がったと思います。いろいろな曲調があるので、ライブで演奏するのも楽しみな1枚になりました。

幹葉:すごくいろいろなタイプの曲が収録されているんですけど、コロナ禍のこの2年があったからできた曲もあるし、そのアニメに出会えたからこそできた曲というのもあって。『戦翼のシグルドリーヴァ』EDテーマ「ほしのかけら」と挿入歌「サヨナラナミダ」は、ここまで悲しみに寄り添って作った曲は無かったので、私たちにとって大切な曲になりました。

ーーそういったアニメのテーマソングを始め、スピスピの曲に共通した、スピスピらしさは何がありますか?

幹葉:自分の好きな気持ちに正直でいることです。それは「スタートダッシュ」でデビューした時からずっと大事にしていることで、アニメの曲を作る時は原作を読んで登場人物たちの気持ちが自分たちと重なるところを軸にして書いていくんですけど、「燦々デイズ」は、それがハマりにハマったという感じですね。「燦々デイズ」を多くの方に聴いてもらえた理由の一つは、そこにあったんじゃないかと思いますし、そういう自分たちの気持ちが伝わっていることが、とても嬉しいです。

ーー今作には、Jazzin'parkさんの提供曲「ゲットゴーイング」、大塚紗英さん提供曲「なんてね、バカ。」も収録。Jazzin'parkさんは、ラジオがきっかけとか。

幹葉:ラジオって、突然の曲との出会いがいっぱいあるんです。「この曲いいな」と思って、クレジットを調べたらJazzin'parkさんだったということが何度もあって。そこでスピスピとJazzin'parkさんが合わさったら、おもしろい曲が生まれる気がすると思って。

寺西:僕は嵐さんが好きなんですけど、Jazzin'parkさんが楽曲に参加されているんです。『untitled』というアルバムの「光」という曲とか。Jazzin'parkさんの曲には共通して、神々しさと言うか神秘的なサウンド感が感じられて、そういう曲を作るJazzin'parkさん×スピスピって、どうなっちゃうだろうって。

幹葉:もう想像したらワクワクが止められなくなってしまって、「どうしても頼みたい〜」ってなりました(笑)。

ますだ:「ゲットゴーイング」はノリが今までの曲とは違ったので、演奏面でも新しい挑戦になりました。エッセンスとして、新しいものを取り入れることができたと思うので、これが今後にどう活かされていくかも楽しみです。

寺西:それに曲全体を通して、僕らにはないエモーショナルさがあって。鋭利な感じのエモーショナルさと言うか。僕たちの曲を聴いてくださっているお客さんにとっても、すごく新鮮な曲なんじゃないかと思います。

ライター:榑林史章、編集:アニメージュプラス

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