• 映画並みの怒涛の展開!良い子も悪い子も観てね!『ヨドンナ』桃月なしこ&西葉瑞希 対談
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2021.08.21

映画並みの怒涛の展開!良い子も悪い子も観てね!『ヨドンナ』桃月なしこ&西葉瑞希 対談

(C)東映特撮ファンクラブ (C)2020 テレビ朝日・東映AG・東映


大きい武器ってすごくロマンを感じる

——アクションシーンはいかがでしたか。おふたりで一緒のシーンもあったと思いますが。

桃月 実際ふたりで並んで戦ってるのは、最初のアクションシーンだけなんです。それ以外は、本当はヨドンナが動かしてますよっていうカット、でも現実では瑞希が戦ってるように見えていますよっていうカット、その切り替えだったので、撮影は別々だったんですよ。共闘シーンは大変でした。柿原さんは普通のJKなので動けない、私が動かさないといけないんですよ。だから足をコーンと蹴って蹴りを出させたりとか、柿原さんを振り回して避けさせたりとか。反動を使って戦わせるような感じでした。柿原さんは自分の意思で動いてる感を出したらダメだから、動きとしては難しいだろうし、私は他人を動かさないといけないので、結構大変でした。撮影時期としても結構最初のほうで、まだまだアクションに身体が慣れていない状態での撮影だったので苦労しました。

西葉 自分の力で動いているのに、自分の力じゃないように見せないといけないんです。あとアフレコもめちゃくちゃ難しかった。他の部分の声をあてるのとは違って、戦うという意思がないので、格好よく戦うときの声は出せないんです。

桃月 「うわああ!」みたいな。

西葉 操られている声を出しながらも、戦っている動きに合わせた声も出る、というのがめちゃくちゃ難しくて苦戦しました。

桃月 苦労していましたね。

——大変そうですね。

桃月 しかもアクションに関して、これまでは現場でアクションの方につけてもらって、はい本番! という感じで練習期間0でやってたんですが、今回初めてクランクイン前にアクション練習の日があったんです。しかも4日間も。結構みっちりがっつりやった状態でクランクインだったので、練習の成果は出てたよね。

西葉 出てた。アクション練習、結構がっつりやってたもんね。

——今回ヨドンナ様は鎌を持っていらっしゃいますが、武器を持つ役っていかがですか。

西葉 やっぱり格好いいですよね。私舞台作品の役で武器を持つことが多いんです。斧とかいろいろやりました。今回逆に何も持たないのが初めてなくらいだったので、それはそれで結構楽しかったです。舞台よりもより近い距離でアクションができるし、より本当に殴ってるように見えるっていうのがすごく面白くて。ただ、ヨドンナ様の鎌はすごく憧れますね。大きい武器ってすごくロマンを感じる。

桃月 確かに(笑)。やっぱり舞台で体験してるからアクション練習の初日からうまくて。経験者が何もできないJKで、初心者の私は強い役なので、本当は私のほうがうまくないといけないのに、やばい本番どうしようって思って。どう考えても瑞希のほうが動けるし、「瑞希のほうが強そうじゃない? みたいな感じになっちゃう!」と思って。実はめっちゃ焦った状態でクランクインしてました。

西葉 でもなしこちゃん最初の頃と比べたらパンチとかすごく強いし。超格好いいんですよ、顔の表情とも相まって。

桃月 成長はしたね。

西葉 初めてとは思えない仕上がりになっていると思います。

桃月 本当に楽しみにしてください。だいぶ頑張ってるので。

(C)東映特撮ファンクラブ (C)2020 テレビ朝日・東映AG・東映

アニメージュプラス編集部

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