• 失われていた円谷英二初期作品『かぐや姫』上映会開催日時決定!
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2021.08.16

失われていた円谷英二初期作品『かぐや姫』上映会開催日時決定!

(C)円谷プロ


◆企画詳細
生誕120年 円谷英二展『かぐや姫』上映会

日時:2021年9月4日(土)1:30pm、3:45pm、7:15pm/5日(日)11:30am、2:15pm、5:15pm
会場:小ホール(地下1階)
定員:後日HPにて案内
★HP  
料金:一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ:無料(別途手数料がかかる)
※展覧会の観覧券では鑑賞できない。
※8月27日(金)10:00amより、チケットぴあにて全上映回の前売指定席券(全席指定席、入替制)を販売する。[Pコード:551-595](チケット購入方法の詳細は企画HPを確認のこと。)
※館内でのチケット販売はなし。
※各回の開映後の入場はできない。
※新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性あり。随時、当館HPにて最新情報を確認のこと。

<上映作品詳細>
『かぐや姫』(1935年、 J.O.スタヂオ|33分・35mm・白黒)
脚色:J.O.企画部/監督:田中喜次/撮影:円谷英二/録音:万宝圭介/美術:松岡映丘/音楽:宮城道雄
出演:北澤かず子(かぐや姫)、藤山一郎(造麿)、徳山璉(太麿)、汐見洋(竹取翁)、東日出子(竹取嫗)、横尾泥海男(宰相阿部)、藤輪欣司(細身)、下田猛、上田吉二郎
オリジナル版上映時間:75分(9巻、2051m)
1936年に国際映画協会の監修により英国への輸出向けに際編集された短縮版の上映時間:33分(3巻、908m)

トーキー専用の貸スタジオとして設立された京都のJ.O.スタヂオによる、『百萬人の合唱』に続く自社製作の第2回作品。「竹取物語」を翻案した日本的題材を、作曲家・箏曲家の宮城道雄と日本画家の松岡映丘が参加した音楽と美術で独自性を見せた音楽映画。
映画初出演の新人北澤かず子が「かぐや姫」を演じ、『百萬人の合唱』にも出演した徳山璉と、同じくビクター専属だった藤山一郎が歌唱を担い、 P.C.L.や東宝で活躍した汐見洋や、松竹蒲田出身の横尾泥海男などが脇を固めている。
円谷英二は松竹下加茂時代から有名なローキー撮影を基調に、スモークによる雰囲気作り、自身が開発を手掛けたクレーンの活用、そしてスクリーン・プロセスなど合成技術の導入と、キャメラマンとして蓄積してきた多様な撮影技術を発揮している。

★「生誕120年 円谷英二展」詳細 

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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