• 神志那結衣、田島芽瑠、竹本くるみに聞く『おとなの防具屋さん』収録
  • 神志那結衣、田島芽瑠、竹本くるみに聞く『おとなの防具屋さん』収録
2020.12.28

神志那結衣、田島芽瑠、竹本くるみに聞く『おとなの防具屋さん』収録

神志那結衣(左)、竹本くるみ(中)、田島芽瑠(右)


――ご自身が演じたキャラクターについて教えてください。

竹本 私はルルエッタ役をやらせていただいたんですが、見た目は清楚というかお姉さん的な感じなんです。自分では、どちらかというと子ども役かな?と思っていたんですが、ルルエッタは、お姉さんというよりは、感情の起伏が少ないキャラクターだとお聞きしたので、感情を抑えながら頑張ってみました。

神志那 私は櫻井さんが演じるナーデンとすごく容姿が似ているヌードン役なんですが、容姿が似てる役なので、私もナーデン役の櫻井さんをリスペクトしてイケボ風に演じています。口では「俺強いんだぜ」みたいな感じなんだけど、勝負になったらすぐに負けちゃうという弱々しい一面もあります。あと、口癖で最後にかならず「ぬ」って言うのが特徴的で(笑)、そこが面白いところだと思いました。

――オーディションの様子、選ばれたときの気持ちを教えてください。

田島 声優のオーディションは初めての経験でしたが、今回はこのご時世ですし、リモートでのオーディションでした。課題アニメの映像を観て、そこから課題になっている台詞を自分で録音して送る形式です。部屋で台詞をひとりで言ってることがすごく恥ずかしくて。良し悪しもわからないじゃないですか。録音してから自分で聞いて、なんか違うなって16回くらい録り直したんですよ。何が正解か分からない状況の中、ひとりで録音していたので、受かったと聞いた時はうれしかったです。

神志那 私も何度も何度も動画を観て、モノマネから入りました。どうすればいいかわからないので、とりあえずモノマネから初めて、自分なりに判断して強めに話す場所とか、アレンジして録音したのですが…。その後、卒業メンバーに声優の道に進んでいった山田麻莉奈ちゃんという同期の子がいるので、「オーディションがあるんだけど、これを聞いてくれない?」って何本か聞いてもらって。最終的に決めてもらったものをオーディションに出しました。受かったと聞いたときは、まさかって思いましたね。精一杯頑張ったので、受かったのは正直嬉しかったです。だから楽しみだなって思いました。

竹本 私も声優は初挑戦だったので、動画を観ながらマネをしてみたんですが、自分の声が低くて全然お姉さんっぽくならなかったんですよ。だから高い声の出し方を調べて、高い声が出せるようになってから収録しました。叫び声のような「うおおお」という、うめき声があって、そこを一生懸命にドスのきいた声で演じていました。最終的に芽瑠さんと結衣さんは圧倒的にうまかったと聞いたんですが、私はインパクトが強くて受かったと聞いたので、うめき声を頑張ってよかったなと思いました。

――監督からオンラインで指導があったとお聞きしました。どんな感じの指導がありましたか。

竹本 私は感情の出し方を練習していたのですが、いただいた役が宇宙ステーションの中で、ひとりで育ったために感情をあまり表に出さないルルエッタだったので、逆に感情を抑えてほしいとお話しをいただいて。「すみません」とか感情が入ってしまう言葉が難しく、家でずっとロボットみたいな感じで練習をしたのと、滑舌がすごく悪いので同じ言葉を何度も発音して練習をしていたので、本番は噛まずにできて、すごく嬉しかったです。

神志那 初めての声優の仕事だったので、練習方法が分からなかったのですが、最初は台本を全て一通り読んで後からひとつずつ「ここはこうした方がいい」とか、優しく丁寧に修正してくださったのがとてもありがたかったです。イントネーションが少し違うだけで言葉の伝わり方が違うとか、そういうことを教わりました。イントネーションがすごく重要なんだなと言葉について考えさせられました。

田島 練習はオンラインで台本を読みながら、みんなで和気あいあいと楽しくお芝居をしていた印象です。私の収録はこれからなので、また練習があると思います。
私は女役でオーディションに応募したんですが、一緒に男の子役も両方やることになったので、不安もありますが期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。

櫻井靖之

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