「セクション3:キャラクターvs.都市」では、展示の仕方も一変。『初音ミク』とコラボしたコンビニエンスストアや『ラブライブ!』とコラボした電車を原寸大で再現したインスタレーションが展示され、キャラクターというものがいかに東京の街に溶け込み、新たな景色を作り出しているかを肌で感じさせる展示となっている。
▲『ラブライブ!』とJR山手線がコラボした車内の様子を実寸大で再現
ここには書ききれないほど多くの作品が「東京」という街を括りに一堂に集まった今回の展示。「東京」が与える影響の強さとそれを巧みに表現として昇華していくクリエイター達の凄さを改めて感じさせられる内容で、会場を出てから見る東京の街は、何だかいつもよりずっと真新しく見えた。
見終わった後は、展示作品を見返したり、購入したくなること請け合いの『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』は、11月3日までの予定で、東京・六本木にある国立新美術館で開催中。料金は一般1600円で、中学生以下は入場無料。混雑緩和のため、日時指定の事前予約制を導入しているので、詳しくは同展HPを確認してほしい。
【展示会情報】
◆MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』期間:2020年8月12日(水)~11月3日(火・祝)観覧料:一般1600円/大学生1200円/高校生800円/中学生以下無料(いずれも税込)
※観覧は事前予約制。チケット購入・予約は展覧会HP
https://manga-toshi-tokyo.jp/