• 『HUMAN LOST 人間失格』又吉直樹、ヨコオタロウ、弐瓶勉ら業界を超えた熱いコメント到着!
  • 『HUMAN LOST 人間失格』又吉直樹、ヨコオタロウ、弐瓶勉ら業界を超えた熱いコメント到着!
2019.11.29

『HUMAN LOST 人間失格』又吉直樹、ヨコオタロウ、弐瓶勉ら業界を超えた熱いコメント到着!

(C)2019 HUMAN LOST Project


<redjuice(イラストレーター)>
絵を描いていると時々無性に、自分に『人間失格』の烙印を押したくなる時があります。そういう共感に心を蝕まれ、絶望しつつも『よし子可愛いよよし子…』って救いを求めながら見てました。

<瀬下寛之(『シドニアの騎士』、アニメ『GODZILLA』シリーズ、アニメ演出家)>
リアルな世界が恐ろしい出来事に満ち溢れた今、物語で描かれるディストピアには安心し、むしろユートピアには不安を感じる。『健康と長寿』はもはやSFサスペンスなのだ。本作はその恐ろしい事実を教えてくれるようだ。

<さとうけいいち(監督/デザイナー ブレイズスタジオ取締役)>
参ったなぁ。こんなの作ってもらっちゃったら、僕はさらに超えなきゃいけないじゃないか。参ったなぁ。
ポリゴンピクチュアズさんの円熟された技術力を壮大なスケールで見せつけられました。現代日本の抱えるテーマや一個人の悩みを、日本が育んできた『アニメーション』という形で、皆さんにも共感される作品に昇華されており、極めて日本らしい作品だなと思います。2019年、令和。改めて『人間失格』という意味を考えるきっかけを与えてくれる作品です。ぜひ劇場にてご覧ください。

<エンタメ大好き妖怪>
ポリゴン・ピクチュアズのアニメーション技術は一体どこまで進化するんだろう…! 見たこともない3DCGで殴られる、新感覚ディストピアアクションムービー! 原案・太宰治×SFの異色コラボで、「恥の多い生涯を送ってきました。」このあまりにも有名な一文をまさかこう繋げるとは!
医療革命による無病長寿社会…死の克服からくる倫理観の欠落…ガスマスク必須レベルの大気汚染…限界ディストピアと化した昭和111年の東京、人間失格せざるを得ないヤバさ…。

<丸屋九兵衛(特殊系音楽評論家)>
「恥の多い生涯を送ってきました(太宰治)」よりも「どこに出しても恥ずかしい映画監督(河崎実)」派のわたしだが、これには降参! なんと冲方丁が原案&脚本だし、J. Balvinのおかげで主題歌のサビはスペイン語だし。さまざまな面で自然に越境してしまっている怪作。この20年間、m-floにいろいろ教わってきた者として、これはきっちり見届けたい。

<氷川竜介(アニメ・特撮研究家)>
CGは長らく、冷たい、硬いなどと言われてきたが、そのCGで命を描くというのがどういうことなのか。ポリゴン・ピクチュアズの作品にはいつもそんな要素が入っている。今回はその集大成ではないかと思いました。
『生きるってどういうこと?』と考える若い人たちが多いので、そういった方たちにも響くのではないでしょうか。

<添野知生(SF映画評論家)>
原作もの、シリーズもの、続篇、リメイクの映画ばやりで、それらにはそれらの歴史や楽しみ方があるとはいえ、それだけだとどうしてもジャンルは痩せてしまう。だから、オリジナルで単発の長篇SF映画が登場したら、できるだけ応援したいと常々考えているわけだが、そんな二分法を粉砕するような新作映画が現れた。原案があるのにオリジナル、オリジナルなのに原案がある。こんなことができるとは!

(C)2019 HUMAN LOST Project

◆作品概要
<INTRODUCTION>
全人間、失格
昭和111年・GDP世界第1位・年金1億円支給
日本文学の最高峰『人間失格』
狂気のSF・ダークヒーローアクションへ再構築

破滅に至った一人の男の生涯を描く日本文学の金字塔――太宰治『人間失格』。深い死生観、文学性が今なお、強烈な衝撃を 与え続ける不朽の名作。そのスピリチュアルを内包し屈指のクリエイター陣によって再構築された、新たなるオリジナルアニメーション映画が誕生した。“日本発の世界を魅了するSFダークヒーロー”を創出すべく本作の起点となったのは、スーパーバイザー・本広克行。
脚本は、太宰治と同じ小説家であり、日本SF大賞ほか数々の賞を受賞した冲方丁が担当。日本文学を大胆なSF世界観と重厚な物語へと昇華させた。異様の日本をリアリティある映像へと落とし込むのは、海外でも多数の賞を受賞し、次々に映像革命を起こし続けるアニメーション制作・ポリゴン・ピクチュアズ。主題歌には、グラミー賞にノミネートされSpotifyにおいて世界でもっともストリーミングされたシンガーJ. Balvinをfeat.に迎えた、音楽シーンの最前線を走り続けるm-floが参加し、世界を彩る。
そして、それら鋭く多彩なクリエイティブを、『アフロサムライ』において卓越したアクション描写で世界を驚愕させた監督・木﨑文智が、エモーショナルにまとめあげた。
“日本文学の最高峰×ジャパニーズアニメーション”が危うく交錯する――
狂気の“日本”を巻き添えにする、誰も知らない“ダークヒーローアクション”『人間失格』。

<STORY>
昭和 111年――医療革命により死を克服し、環境に配慮しない経済活動と19時間労働政策の末、GDP世界1位、年金支給額1億円を実現した無病長寿大国・日本、東京。
大気汚染と貧困の広がる環状16号線外“アウトサイド”で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団とともに特権階級が住まう環状7号線内”インサイド”へ突貫し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで”ロスト体”と呼ばれる異形体に遭遇した葉藏は、不思議な力をもった女性“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力をもつことを知る。
暴走集団に薬をばらまき、ロスト体を生み出していたのは、葉藏や美子と同じ力をもつ男“堀木正雄”。正雄はいう。進み過ぎた社会システムにすべての人間は『失格』した、と。文明崩壊にむけ自らのために行動する堀木正雄、文明再生にむけ誰かのために行動する柊美子。平均寿命120歳を祝う人類初のイベント“人間合格式”を100日後にひかえ、死への逃避を奪われ、人ならざる者となった大庭葉藏が、その果てに選択するものとは――

<STAFF>
原案:太宰治『人間失格』より
監督:木﨑文智
スーパーバイザー:本広克行
ストーリー原案・脚本:冲方 丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
企画・プロデュース:MAGNET/スロウカーブ
配給:東宝映像事業部
主題歌:m-flo『HUMAN LOST feat. J. Balvin』(rhythm zone/LDH MUSIC)

<CAST>
大庭葉藏:宮野真守(※大庭葉藏のぞうは旧字体が正式表記)、柊美子:花澤香菜、堀木正雄:櫻井孝宏、竹一:福山潤、澁田:松田健一、厚木:小山力也、マダム:沢城みゆき、恒子:千菅春香

<WEB>
Official Site
Official Twitter:@HUMANLOST_PR

アニメージュプラス編集部

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