アップアップガールズ(2)単独インタビュー企画第4弾は、今年、2019年3月に3期メンバーとして加入した、あみたこと新倉愛海ちゃん! 3期メンバーの3人の中でも、一番謎が多い(?)あみたに、聞きたいことを全部聞いたインタビューの後編をお贈りします! 念願叶ってアイドルになったあみたは、現在はなにを考えているのか? アプガ(2)オーディション秘話も!
【前編】はこちら
■念願のアイドルになったあみただったが……!?――中学生になって、トイスマイリーに入ることができて、アイドル活動に力を入れるようになったということですね。新倉 はい。アイドル活動に力を入れて、学校のほうは放っておいたというか、関心がなくなっちゃいました。
――トイスマイリーとしての活動は、楽しかったですか?新倉 めちゃめちゃ楽しかったですね。やっぱり、自分の憧れだったアイドルになれたというのがとても嬉しいことでしたし、ライブも楽しかったんですけれども……思い返してみると、ただ楽しかったしかなかったなって、(2)に入った今は思うようになりました。アイドルとして上を目指していくには、目標があったり、挫折があったり、自分をもっと変えなきゃなというのがなければいけない。トイスマイリーの活動は、とても楽しかったんですけれども、もっと活動を続けていくためには、追及するべきことがあったんじゃないかなって思います。基本週末にはライブがあって、忙しくしていたんですけれども、楽しいだけじゃダメだったんだなって。ライブというのは、観てくれているお客さんにとってその時しかないものですし、ただライブをやるだけじゃなくて、それを通して1歩1歩上に上がっていって、お客さんに新しいものを見せていかなきゃいけなかったんだなって。トイスマが解散することで、自分がひとつ成長できたのかなとは思っています。
――トイスマイリーのころは、そこまで考えたりはしなかったと。新倉 そうでしたね。解散の話が出た時は、「え? なんで?」というだけでしたし。
――解散発表から、解散まではかなり急だったんですよね。新倉 そうですね。私は本当に最後まで「解散したくない」って言っていたんですけれども、私1人の意見だけじゃ、どうにもならないものがあって。結局解散ということになって……あの時は本当にめちゃめちゃ悔しくて……。それが中学3年生の12月で、アイドルをこれからも続けていくつもりで、すでに芸能活動のできる高校を選んでいたんです……。解散が決まるまでは、もうアイドルにすべてを捧げるつもりでした。修学旅行にも行かなかったんですよ。トイスマイリーのイベントと被っていたんで、迷わずライブを選んで。
――迷わなかったんですか?新倉 周囲からはいろいろ言われたんですよ。「中学の修学旅行は1回しかないじゃん」「行っておいたほうがいいよ」って、すごく言われたんですけれども、私その時は迷いはなかったですね。それに関しては、いまもまったく後悔はないです。本当に私は、アイドルがすべてですから。
――高校生になっても、そのままアイドルとして生きていくつもりだったんですね。それが、去年の12月に解散ということになって。新倉 もうアイドルでもなくなっちゃうし、そうなったら高校にも行けなくなっちゃうし、本当に絶望でしたね。「私はニートになるかもしれない」と思ったりしました。解散が決まってから、アイドルを諦められなくてオーディションを探していたんですけれども、なかなか自分に合うものがなくて。もう、諦めたほうがいいかもしれない、とか思ったりもして。その時期に(2)のオーディションが開催されたのは、自分としては奇跡的なタイミングでした!