• 【2.5次元の誘惑】前田佳織里が挑む! 「ラブコメでもありスポ根でもある作品」
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2024.06.29

【2.5次元の誘惑】前田佳織里が挑む! 「ラブコメでもありスポ根でもある作品」

TVアニメ『2.5次元の誘惑』にて天乃リリサを演じる前田佳織里さん

大人気コミック『2.5次元の誘惑(リリス)』(集英社「少年ジャンプ+」にて配信中)、通称『にごリリ』のTVアニメが7月5日より放送スタート! 2次元キャラクター・リリエルを愛する男子高校生・奥村正宗と、「リリエルになりたい」とコスプレへの情熱をもつ新入生の天乃リリサ――そんな二人を中心としたコスプレ青春ストーリーの行方は!?
本作で天乃リリサを演じる前田佳織里さんに、キャラクターや作品の魅力をたっぷり語っていただきました!

――まずは、原作を読んだ時の印象をお聞かせください。

前田 原作はオーディションの前に読ませていただいたのですが、めちゃくちゃのめり込んじゃって(笑)。キャラクターたちの台詞がとても熱くて、胸を揺さぶるシーンが多いんですよ。最初はラブコメ要素が多かったこともあって、ギャップも凄くてよりハマりました。好きなものを追い求めることが、どんなに熱いかということを気づかせてくれる作品だなと感じました。

――前田さんが演じるヒロインのリリサについて、どんな印象がありますか?

前田 好きなものに対する情熱をもっている子です。そんなリリサの姿に、周りの人たちも巻き込まれてしまったりするのですが、そういう強いエネルギーやパワーというのは、やっぱり唯一無二のものなんだろうなと感じます。
リリサってとっても可愛くて、眼鏡をかけていることもあって一見大人しそうな女の子に見えるんですが、私はリリサを演じる時には少年役をやるくらいのテンションでやっていて。ジャンプ作品の王道主人公を演じるつもりでお芝居をさせてもらいました。

――リリサを演じていて楽しいところはどこですか?

前田 演じていて楽しいのはギャグシーンですね。テンポがいい作品だからこそシリアスな時はすごくシリアスだし、ギャグシーンは振り切っていて面白いんです。共演者の皆さんもすごくノリが良くて、私もそれに合わせて思いっきり演じるようになっていきました。
「これってあの作品のオマージュだよね?」みたいなシーンがあったりして、収録もすごく楽しかったです。

――逆に演じていて難しいところはどこでしょうか?

前田 「ステッチが何ミリで」みたいなコスプレ用語が、私にとってはすごく難しくて(笑)。コスプレオタクのリリサならスラスラ言えて当たり前なので、用語を一つ一つ調べて「リリサは一体何を言いたいのか?」というのを理解した上で収録に臨みました。
あと「リリエル」という単語を噛まずに言うのが意外と難しいんです。声優殺しという感じで、皆さん苦戦されていました(笑)。

――リリサのコスプレへのこだわりについて前田さんはどう思われますか?

前田 リリサって、コスプレへの情熱だけじゃなくて、キャラクターへの愛も深いんです。「リリエルはペットボトルから水を飲まないと思う」という理由で、コスプレをしている間はどんなに暑くても人前で水を飲まなかったり。
そこまでストイックにコスプレに情熱を傾けるって、もはや執念というか、誰にでもできることじゃないなと私は思っていて。だからこそリリサが扮するリリエルのコスプレには、ちょっとゾクッとするような魅力が生まれるのかなって感じています。

――前田さんもお仕事でご自身が演じているキャラクターに扮することがあると思いますが、リリサのコスプレ愛に共感できるところはありますか?

前田 私も自分が演じるキャラクターとしてステージに立つ時は、ファンの皆さんに「キャラクターが目の前にいる」とか「二次元から抜け出してきた」って感じてほしいと思っていて。
なので、振り付けの角度を微妙に調節してキャラクターとリンクするようにしたり、メイクも「ここの目尻はだけはちょっと自分でやらせてください」とか「アイシャドウはこの子だったらこの色がいいんじゃないかな」とか自分でコスメを用意したりしています。

リリサを演じるにあたって、そうした自分の経験とリンクする部分もありました。なので、リリサの「この場所でしか輝けないんです!」という強い想いは、私も強く共感できるところだなと思っています。

(C)橋本悠/集英社・リリサ製作委員会

アニメージュプラス編集部

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