• 【ウィッシュ】アーシャ誕生のエピソード・ディズニーの技術に迫る!
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2024.04.30

【ウィッシュ】アーシャ誕生のエピソード・ディズニーの技術に迫る!

(C) 2024 Disney

2023年12月15日に劇場公開され大ヒットを記録した、『アナと雪の女王』のスタッフが贈る『ウィッシュ』。4月24日(水)にMovieNEXと4K UHD MovieNEXにて収録されているボーナスコンテンツ「製作の舞台裏」から、主人公アーシャの誕生エピソードや貴重な映像が公開された。

『ウィッシュ』は2023年のディズニーによる3DCGアニメ映画。
願いが叶う魔法の王国ロサスに暮らす少女アーシャが、「願い星」のスターに導かれ、魔法を操り「願い」を支配するマグニフィコ王に立ち向かうドラマティック・ミュージカルだ。

このたび、4月24日(水)に発売されたた『ウィッシュ』MovieNEXのボーナス・コンテンツ「製作の舞台裏」から、主人公アーシャが誕生するまでのエピソードについて、スタッフらが語る貴重な映像が公開となった。

長編映画を制作するにあたり、一番重要なのは主人公の設定。
今作の主人公アーシャをデザインする際、1250年頃の中世の時代を参考にし、現代的な要素を組み合わせたという。これはウォルト・ディズニーが取り入れていた手法で、例えば18世紀のフランスが舞台の『シンデレラ』でシンデレラのドレスが現代のディオール調のデザインであることに倣い、アーシャのデザインも中世風の服には欧州と北アフリカのテイストを取り入れ、髪型には現代の文化を盛り込んだという。
アニメーション監修のトニー・スミードは、自身の10代の娘の仕草を参考にし、さらにアーシャの声優を務めたアリアナ・デボーズから、エネルギッシュさ、彼女が持つ表現力やアイデアの豊富さなどから活力をもらったと話している。

アーシャの様相は物語の舞台を反映したものでなければならなかったと語るのは、美術監督(キャラクター)のビル・シュワブ。「アーシャのお母さんは北アフリカ出身だから、彼女がビジュアル的にその伝統を引き継いでいる。お父さんはイベリア半島出身です。私は常に人々の記憶に残るキャラクターを作れそうなビジュアル要素を探そうとしています。今回は編み込んだ髪に使う装飾品に私は強く惹かれました。アーシャの髪はそこからインスピレーションを受けたものですよ」。
また、共同プロダクション・デザイナーのグリセルダ・サストラウィナタ=レメイによると、アーシャのワンピースのシルエットは中世風だという。片方のサイドをピンで留めているのは、彼女が労働者階級であることが示している。また装飾にはカボチャの種を足したのは、特定のディズニー・プリンセスへの敬意を表したものだ。
「宝石のように見えますが」とルメイ。「実はカボチャの種です。これはまた、アーシャにオーガニックで控えめなクオリティを与えることにも役立っています」と語っている。

そのほか、MovieNEXには今回公開されたアーシャの誕生にまつわる映像を含む「製作の舞台裏」をはじめ、劇場公開時に同時上映され大きな話題となった「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」、たくさんのディズニー作品とキャラクターが登場する「見つけよう! ディズニー・トリビア」、楽しい収録風景が体感できる「アフレコ現場の裏側」、惜しくも本編に起用されなかった「未公開シーン」など、2時間を超える豪華なボーナス・コンテンツを収録されているので、こちらも見逃せない。
願いが、私を強くする—  “願いの力” を信じ続けたアーシャの奇跡の物語『ウィッシュ』と、その貴重な舞台裏。ぜひご覧になっていただきたい。

☆『ウィッシュ』の魅力が詰まったシーンなどを見る(写真6点)>>>

(C) 2024 Disney

アニメージュプラス編集部

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