TARAKO『ちびまる子ちゃん』最後の出演エピソードは3月24日に放送

声優のTARAKOさんが、３月４日（月）未明に逝去された。1990年１月７日に放送を開始したテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』で34年間に渡り主人公の「まる子」役を演じてきたことで知られ、『ちびまる子ちゃん』最後の出演エピソードは３月24日（日）に放送される。

TARAKOさんは1981年、『うる星やつら』の幼稚園児役でデビュー、その後『戦闘メカザブングル』（1982～1983）のチル役で初レギュラーを獲得。その個性的な声はアニメファンの衆目を集め、以後も『ふしぎの国のアリス』アリス役（1983～1984）、『まじかる☆タルるートくん』タルるート役（1990～1992）、『みかん絵日記』みかん役（1992～1993）、『探偵少年カゲマン』カゲマン／影万太郎役（2001～2002）など、数多くの作品に出演、3月22日より公開される劇場アニメ『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』（2024）ではデべ子役で出演している。
また声優以外にもシンガーソングライターとしての活動や舞台演出なども手掛けるなど、各ジャンルで多彩な才能を発揮していた。

所属事務所であるトルバドール音楽事務所は、公式サイトにて「今年に入り病と闘いながら仕事をしておりましたが、容体が急変して亡くなりました」と経緯を明らかにした。
また、日本アニメーションはTARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』に出演した最後のエピソード “「まる子、水の味がわかる？」の巻” が、３月24日（日）の１時間放送の中で流されることを明らかにした。
３月10日（日）以降、このエピソード以外は当面の間、過去に放送済みのエピソードが流される予定で、後任の声優、後任による放送開始時期については現在対応を検討しているという。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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