• 『火の鳥 エデンの花』壮大な予告編映像とポスタービジュアルを公開
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2023.09.14

『火の鳥 エデンの花』壮大な予告編映像とポスタービジュアルを公開

(C)Beyond C.

手塚治虫の伝説的な原作「『火の鳥』 望郷編」を映像化した新作アニメーション映画『火の鳥 エデンの花』が2023年11月3日(金)より全国公開されることが決定。本作の予告編とポスタービジュアルが公開された。

“漫画の神様” と謳われ、今も世界中で敬愛される巨匠・手塚治虫。その代表作にしてライフワークともなった不朽の名作『火の鳥』全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」がついに初のアニメーション映画化。製作期間7年をかけて入魂のスペクタクル巨編を完成させたのは、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃。

本作は、地球から遠く離れた辺境の惑星・エデン17に降り立った主人公ロミ(声:宮沢りえ)の人生を描く、あまりにも壮大な愛と冒険の物語。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す「故郷」とは――。その深遠なラストシーンは、この星に生きるすべての人の胸に響きわたる!

監督は『鉄コン筋クリート』『ムタフカズ』などの作品で独自の作風を発揮してきた稀代のクリエイター、西見祥示郎。手塚原作に大胆な現代的アレンジを施しつつ、アニメーションならではの魅力が溢れる作品世界を構築した。さらに、キャラクターデザイン・総作画監督の西田達三、美術監督の木村真二ほか、STUDIO4℃作品を支えてきた強力なスタッフ陣が集結。
人気作曲家・村松崇継による、壮大なスケール感と詩情をあわせ持つ音楽にも注目だ。
主人公ロミ役の宮沢りえをはじめ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平という、声優陣の豪華な顔ぶれも見逃せない。

公開された最新映像は、地球を逃れて辺境惑星エデン17で暮らすロミが、息子であるカインと生活する様子から始まる。エデン17で生まれ育ち、地球のことを知らない息子に対し、「地球にはたくさんの生き物がいて空を自由に飛ぶ鳥もいるのよ。帰りたいけど叶わない夢…」と優しく語り掛けるロミに、「ぼくが地球につれていってあげるよ。約束する」とカインが無邪気に返す微笑ましくも切ない親子の一幕を切り取った印象的なシーンだ。

そしてロミはカインの未来のため、彼が大人になるまでコールドスリープに入ることを決意するも、機械が故障。目覚めたのは1300年後の世界だった――。
自分たちの子孫によって反映したエデン17でロミは女王として迎えられるが、地球に帰りたいという想いは日々増すばかり。そんな中、新人類の1人で心優しい少年・コム(声:吉田帆乃華)は、ロミの望郷の想いを知り、地球に連れていくことを約束する。恋人のジョージ(声:窪塚洋介)と地球を離れてから1300年以上の時を経て、ロミはコムと共に地球を探す冒険に出ることを決意する。広大な宇宙へ飛び出した先で2人を待ち受けるのは、人智を超えた未知の生命体の数々。さらに、宇宙飛行士の牧村(声:浅沼晋太郎)やよろず屋・ズダーバン(声・イッセー尾形)など個性的なキャラクターとの出会いにも注目だ。
1300年の世界、存在するかもわからない地球を目指す大冒険の旅路を説明するにふさわしい、大迫力で美しいアニメーションの数々が盛り込まれた予告映像となっている。

あわせて公開されたポスタービジュアルには、広大な宇宙空間で落下しているようにも見えるロミを、大きく翼を広げて包み込もうとする火の鳥の姿と共に、「あなたは、生きなさい。」というメッセージが添えられている。

本作は11月3日(祝・金)より新宿バルト9ほか全国の映画館で公開。
時空を超えた愛のスペクタクルアドベンチャーを是非劇場でお楽しみいただきたい。

<予告編>


(C)Beyond C.

アニメージュプラス編集部

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