気になるみんなの推し活事情／男女1000人に聞きました！ 月額平均1万6605円がスタンダード！？

大好きな作品、大好きなキャラクターのために活動する “推し活” 。キャラクターグッズを購入したり、イベントやライブに参戦！　と、様々なスタイルで楽しめる “推し活” に使うお金、みんなはどれくらいなの？　『R＆Cマガジン』が推し活をしている20～50代の男女1000人に、推し活に使う月の平均金額や予算、使い方についてのポリシーなど、「推し活にかけるお金」の調査を実施！　気になるみんなの “推し活” 事情のアンケート結果を早速ご紹介していこう。

コロナ禍もひと段落し、推し活を後押しするイベントも増加。関連するグッズやサービスも次々と販売され、推し活の状況はますます盛り上がっている昨今。
本調査では、事前調査として20～50代の男女8000人に「推し活をしていますか？」と質問。現在推し活をしている、または5年以内に推し活をしていると回答した方を対象に本調査が実施された。

今回は特に「推し活にかけるお金」をキーワードに、金額や使い方について重点的に質問を実施。さらに、事前調査にて「推しの分野」として挙げられた13の分野別に、お金を使う金額を分析し比較したという。

◆1000人アンケートの結果、推し活に使うお金の月平均は1万6605円！
趣味に使う金額としては、高くもなく低くもなく……といった印象だろうか。

さらに、推しの分野によって、お金を使うシーンや必要となる金額が大きく異なることを想定し、分野ごとの平均金額を分析し比較。
その平均金額を高い順にランキングしたところ、1位は「俳優（舞台）」で3万1375円という結果に。2位以下がすべて1万円台だったこともあり、ずいぶんと差があることがわかった。

一方で、月に使うおおよその平均金額は、すべての分野において1～5000円がボリュームゾーンとなり、分野によっては「0円」という回答も。

推し活へのお金の使い方のポリシーに対する質問では「予算の範囲内で楽しんでいる」と回答した人がもっとも多いという結果になり、趣味の一環として堅実な楽しみ方をしている人が多数派であることがうかがえた。

◆どんな推し活にお金をかける？　1位はリアイベ！
推し活をするうえで「もっともお金を惜しまない」消費先は「チケット代・イベント費用」が1位となり、モノ消費よりもコト消費が活発である状況の模様。
実質的に推し活を楽しむ本人が動き、活動する必要のある観劇等は、そのために必要とし、消費するバイタリティとエネルギー量に比例して、金額もアップするようだ。

◆推し活を楽しむならメリハリが大事！
また、アンケートでは推し活費用を捻出するための工夫についての項目も実施されている。
貯金や節約をすることのほか、クレジットカードなどでポイントを貯める「ポイ活」で推し活費用を捻出するという回答も。
グッズを購入する際にはじっくりと吟味する、という意見のほか、推し活以外での無駄遣いをしないよう心がけているという方も見られた。
イベント用に積立貯金をしたり、格安ホテルや安く移動手段を確保するためのリサーチを念入りに行うといるという堅実派も。

さらに、「推し疲れを感じるかどうか」について聞いたところ、「まったく感じない」人が57％と過半数を占める結果に。
逆に「推し疲れを感じている理由」で一番多かったのは「出費」とのこと。

使うときは使う、我慢するところは我慢する。欲望のままに突き進むのではなく、ある種計画的に、熟考しながら活動をすることが楽しく推し活を続けるポイントなのかもしれない。

☆グラフでチェック！ 推し活アンケート結果（写真7点）＞＞＞