• アイスラッガーに映る未来! 「ULTRASEVEN=6+1展」池袋パルコで
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2023.05.31

アイスラッガーに映る未来! 「ULTRASEVEN=6+1展」池袋パルコで

(C)円谷プロ

『ウルトラセブン』55周年記念「ULTRASEVEN=6+1展 ~宇宙人セブンが見た多様性の未来~」が2023年6月23日(金)~2023年7月9日(日)に東京池袋PARCO本館7F・PARCO FACTORYにて開催される。6人のアーティストによるアイスラッガーをモチーフとした作品などが展示されるほか、物販も行われる。

『ウルトラセブン』は1967年の特撮TV番組。『ウルトラマン』に続き放送された。
M78星雲の恒点観測員340号が、地球人のモロボシ・ダンに姿を変えウルトラ警備隊に入隊。いざという時にはウルトラセブンの姿に戻り、宇宙の侵略者から地球を守るため戦う。
特撮テレビシリーズの草創期、『ウルトラ Q』『ウルトラマン』を経た若いスタッフが成熟した才能を発揮し、数多くの傑作エピソードが生み出された。

軍拡競争で母星を滅ぼされた怪獣や、地球人同士の信頼を揺るがす侵略者、地球侵略の捨て石にされた異星人、人間より先に地球で暮らしていたのかもしれない生命体……。数々のエピソードは、今もなお多くの人々の支持を集めており、ウルトラマンシリーズ最高傑作と評する人もいる。
全話を通じて描かれたのは、数多くの異星人と戦ったセブンも、同じくまた異星人であったということだ。ウルトラマンと同じく、地球を、そして人間を愛した存在なのだ。
ウルトラヒーローとしてのウルトラセブンはその後のシリーズにも度々参戦し、世代を超えて冷めやらない人気を誇っている。2022年のTV特番『全ウルトラマン大投票』ではウルトラヒーロー部門2位であった。

「ULTRASEVEN=6+1展 ~宇宙人セブンが見た多様性の未来~」には、以下のコンセプトが掲げられている。

傷つき、倒れ、力尽きても「分かり合える未来」を目指し続けた──誰よりも地球を愛した宇宙人「ウルトラセブン」の世界に触れる。
55年前、数多くの異星人と戦いながらも人と異星人との「狭間」に立ち、お互いを理解しようとしたヒーローである「ウルトラセブン」は、当時20代のクリエイターたちが中心となって生み出された。
その『ウルトラセブン』を改めて未来を担う人々に紹介するべく、1967年に制作された当時の様子と共に、ウルトラセブンやウルトラ警備隊、そして作品に登場した怪獣や宇宙人を新しい形で展示。
また「ウルトラセブン」の特徴でもあるアイスラッガーを、武器としてだけではなく、平和のシンボルとして、新たな解釈で展示するコーナーも設け、様々なアーティストに「共生」「未来」「空想」といった様々なテーマでデザインしたアイスラッガーを展示する。

これを踏まえ「エリア1 ウルトラセブンと1967」では、放送当時の文化や、ウルトラセブン、ウルトラ警備隊のそれぞれのキャラクターを紹介。

「エリア2 多面的な正義」では、様々な理由をもって地球を訪れた宇宙人、異星人を現代にも通ずる多様性のアイコンとして、カラフルでデザイン性に富んだ展示で紹介。

「エリア3 アイスラッガーに映る未来」では、「ウルトラセブン」の特徴ともいえるアイスラッガーを、武器としてではなく、平和のシンボルとして展示。
参加アーティストは岩井俊二、片桐仁、錠マヱ、冨永ボンド、中邑真輔、最上もが。

「エリア4 引き継がれる想い」では、ウルトラマンゼロやウルトラマンゼットなど、ウルトラセブンの共生への想いを受け継いだヒーローたちが展示される。

また「グッズエリア」ではウルトラ警備隊のヘルメットや、話数ごとに微妙に異なるウルトラアイ(セブンに変身するためのアイテム)などを販売。
「ウルトラショット」ではウルトラセブンや怪獣と写真が撮れる。

『ウルトラセブン』の放送された時代、そして作品が描いた未来に触れる展示会。セブンファンの方はぜひチェックしていただきたい。

>>>「ULTRASEVEN=6+1展」の展示イメージや販売品を見る(画像8点)

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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