• 【女神のカフェテラス】山根綺がヒロイン・流星に抱いた圧倒的な共感
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2023.05.25

【女神のカフェテラス】山根綺がヒロイン・流星に抱いた圧倒的な共感

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS

『涼風』『君のいる町』『風夏』を手掛けた瀬尾公治原作のシーサイドラブコメ『女神のカフェテラス』がテレビアニメ化、4月より放送中。
古びた喫茶店「Familia」を彩る5人の美少女の中から、今回は小悪魔系のいたずらっ子で、頑張り屋のムードメーカー・月島流星をフィーチャー。流星役を演じる山根綺さんに、キャラクターや作品の魅力について語ってもらった。
▲月島流星役を演じる山根綺さん

──原作を初めて読んだ際の印象は?

山根 いわゆるストレートなラブコメなのかな?と思っていたのですが、読み進めていくうちにその印象は変わっていきました。
出てくる人物それぞれの人間模様を描きつつ深みのあるストーリーに仕上げている内容だったので、すごく新鮮で面白かったです。

──本作をラブコメとして楽しめるポイントはどこだと思いますか。

山根 「5人全員が正ヒロイン」と謳う作品だけあって、ヒロインたちはそれぞれ性格や特徴が全然違うタイプの魅力的な女の子ばかり。観てくださる皆さんは「誰を好きになるんだろう?」「誰とくっつくんだろう?」とドキドキしながら、自分の推しの子を必ず見つけられるはずです。

──では、山根さんの演じる月島流星にはどんな魅力があるでしょうか。

山根 流星ってパッと見た印象は小悪魔チックで「あざと可愛いセクシーお姉さん」に見えるんですが、実はそうした印象や行動の裏にちゃんと彼女なりの信念や理由があるんですよ。なので、彼女の過去や心に秘めた思いを先々の話数で知った時に「だから、こういう反応をしていたんだね」と気づかされることがたくさん出てくると思うんです。

なので、流星は放送が終わった後に「もう一回、最初から彼女のドラマを観てみようかな」って思ってもらえるでしょうし、深いところでファンの皆さんとつながることが出来る女の子なんじゃないかな。そこが彼女の推しポイントだという気がします。

──オーディションでこの役が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。

山根 オーディションは流星と紅葉さんの二役を受けさせていただいたのですが、自分が喋りやすく演じられたのは流星の方でした。今までは、役に合った声をある程度作って出していくこと多かったのですが、流星はほとんど作らずに演じたんです。
出演が決まったと聞いた時はお料理の最中だったんですが、喜びのあまり「うわーっ! ホントですか? メチャメチャ嬉しいです!」ってビックリマークが200個付くぐらいの大声で叫んでしまいました(笑)。

──流星を演じるにあたって、何か心がけた点などありましたか。

山根 私自身、ラブコメのメインヒロインは初めてだったんですが「自分が今までやってきた表現の幅だと、絵に負けてしまうな」と感じていたんです。
「どうしたら流星のあざと可愛いところを嫌味なく出せるか」「他の女の子たちと重ならず、一人のヒロインとして存在感を出していけるか」ということが本当に難しくて、音響監督の本山(哲)さんとのディレクションを重ねながら、徐々にイメージを掴んでいきました。

──山根さんが流星にシンパシーを感じる部分はどこですか?

山根 もう全部ですね。「必要とされたい」「みんなの力になりたい」という気持ちがすごく強いところとか、ついつい無理してしまうところとか……今の自分と重なる部分がすごく多くて。見ていて「この子は今、どんな気持ちなんだろう?」と考えるより、「分かるよ」と共感することの方が多いです。

──そんな流星に、山根さんからもし何か伝えるとすれば?

山根 私も「休みはいらない!」って思うタイプなので、彼女の気持ちがすごく分かるんです。周りのみんなが声をかけてくれるのは流星を大事に思っているからなので、そのことを彼女には知ってもらいたいと思いますし、私も「周りに甘えていいんだよ」と伝えたいです。

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

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