• 『ゲッターロボ』実写映画化! パイロット版制作クラファン開始
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2023.04.04

『ゲッターロボ』実写映画化! パイロット版制作クラファン開始

(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・ビッグワン

永井豪&石川賢原作の漫画『ゲッターロボ』50周年記念となる2025年に初の実写映画化が行われると発表された。また『ゲッターロボ』パイロット映像制作クラウドファンディングもスタート。本作制作開始に伴い映画制作受託&制作資金調達を主業とするビッグワンが設立された。

『ゲッターロボ』は1974年(昭和49年)~1975年(昭和50年)に、永井豪と石川賢による原作で『週刊少年サンデー』に連載された漫画、およびフジテレビ系で放送されたアニメ作品。
合体要素を組み込んだ巨大ロボットの元祖と呼ばれる、巨大ロボ作品の金字塔。
テレビアニメ版は低年齢層も鑑賞可能な勧善懲悪の内容だったが、石川賢の連載ではバイオレンスでハードな展開となっており、現在も熱狂的ファンに支持されている。
アニメ・漫画それぞれ幅広い需要に長期にわたり応える作品として2025年に50周年を迎える。

ビッグワンは、永井豪と石川賢原作『ゲッターロボ』の実写映画化を行うことを発表。
本作へ向けた、高度な特撮&デジタル&特殊造形の映像を集結させた「パイロット映像」の制作資金調達を目的としたクラウドファンディングを、2023年4月19日(水)まで【約2週間限定】で実施する。

本作のプロデューサー・監督・脚本は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』『キャット・シット・ワン』『ブレイブストーム』『ZVP(座頭市 VS プレデター)』等を手掛けた岡部淳也が担当。
永井豪&石川賢【漫画版ゲッターロボ】の持つアウトロー、バイオレンス、アクションを現代的にアレンジした『ゲッターロボ』の実写化を目指す。
既に権利元であるダイナミック企画との実写映画化権は締結完了。
現在、主要各社による製作委員会の設立準備中。
映画ビジネス参入希望からの本作への出資も現在受付け中だという。

また、脚本協力には漫画脚本家の田畑由秋(『アクメツ』『真マジンガーZERO』『ニンジャスレイヤー(漫画版)』など)が名を連ねている。

現在、ゲッターロボ50周年となる2025年の劇場公開へ向け制作準備進行中。
【漫画版ゲッターロボ】には、魅力的ではあるが難易度が極めて高いビジュアルイメージが数多く存在する。それらをベストに映像化する為、国内&海外のクリエイターを交えた特撮・VFXのビジュアル試作、テスト映像計画を構想中。
通常であれば映画予算とスケジュール内でそれを行うのだが、邦画の通常予算規模ではスタート時点で様々な妥協が強いられる。しかし従来の漫画やアニメの実写邦画を超える事が今回の実写版『ゲッターロボ』の使命とされている。
その実現に近づけるひとつの手段として、映画本編の制作費とは別枠扱いとなる「パイロット映像(3~5分間)」の制作を計画。その資金をクラウドファンディングより『ゲッターロボ』ファン、実写化に期待する方々へ支援を願うに至ったとのことだ。

クラウドファンディングは日本向けにCAMPFIREを2023年4月19日(水)までの約2週間限定実施中。
また追って、海外向けにKickstarterを4月初旬頃に行う予定。
リターンでは、パイロット映像が一般公開される前に先行してオンライン鑑賞できる権利の他、メイキング映像、エンドロールクレジットへの名前の記載などが予定されている。

>>>『ゲッターロボ』実写化関連画像を見る(画像6点)

(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・ビッグワン
(C)Go Nagai-Tetsuko Ishikawa/Dynamic Production 1974

アニメージュプラス編集部

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