• 『バットマン』ワールドからまた1人、妖美な強敵がスタチューに降臨!
  • 『バットマン』ワールドからまた1人、妖美な強敵がスタチューに降臨!
2023.02.05

『バットマン』ワールドからまた1人、妖美な強敵がスタチューに降臨!

BATMAN and all related characters and elements(C) &(TM)DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD:TM& (C) WBEI.(s23)

「ポイズン・アイビー」と聞いて、すぐにピンとくる人は、なかなかの『バットマン』ファンといえるだろう。

大ヒットとなった映画『バットマン』シリーズのなかでは、1997年に公開された『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』で、
ジョージ・クルーニー演じるバットマン/ブルース・ウェインに対峙する強敵Mr.フリーズ/ヴィクター・フリーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)の相棒として登場したのが、ユマ・サーマン演じるポイズン・アイビー/パメラ・リリアン・アイズリーだ。

植物を偏愛するあまり、エコテロリストとなった科学者パメラが、犯罪のために心を制御する植物のフェロモンを使うポイズン・アイビーとなり、ゴッサム・シティを植物の楽園とすべく、その美貌とフェロモンを武器にバットマンと助手ロビンをたぶらかす。
官能的なテーマ音楽とともに現れる妖艶なスーパーヴィラン(スーパーヒーローの対義語となる、アメリカンコミックに頻繁に登場する悪役キャラクターを指す)のその姿に強烈な印象を持った向きも多いはず。

今回、その精緻な造作とリアリティにあふれる臨場感に評価の高い、プライム1スタジオのミュージアムマスターライン最新作として登場したのが、このポイズン・アイビー。
デザインのモチーフとなったのは、この映画ではなく、ポイズン・アイビーが初めてゴッサムに現れた1966年6月に発行されたコミック『Batman #181』での雄姿。
シルバー・エイジと呼ばれる、アメリカン・コミックスが第2の全盛期を迎えた時代に初登場を遂げた彼女の肌色が、今回の立体化で再現された生気あふれる薄いオレンジ。新旧のファンから根強い人気を誇るオリジナルカラーとなっている。

艶やかなスキントーンは、赤いカーリーヘアや緑のコスチュームと相性抜群。緻密な造形と相まり、その危険な美しさが際立つ。獰猛なクリーチャーと化した植物らを従える様子も、おなじみのグリーンスキンとは異なり人間味あふれる印象に。
植物のために人類と敵対するテロリストの中に、内気な植物学者パメラ・アイズリーだった頃の面影が垣間見えるかのようだ。
ジョーカー、ハッシュ、ハーレイ・クイン、スケアクロウらとともに、『バットマン』ワールドを彩るスーパーヴィラン、ポイズン・アイビー。ゴッサムに根を張り、植物至上主義を掲げる過激なエコテロリストのオリジンであるスキンカラーを表現した妖美な本作は、アナタのバットマンコレクションに欠かせない逸品では!?

>>>ポイズン・アイビー スキンカラーをいろんな角度で見る(写真13点)

BATMAN and all related characters and elements(C) &(TM)DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD:TM& (C) WBEI.(s23)

アニメージュプラス編集部

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