• 舞台『SPY×FAMILY』!日向坂46佐々木美玲ら意気込みを語る
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2022.12.08

舞台『SPY×FAMILY』!日向坂46佐々木美玲ら意気込みを語る

左下から、G2、唯月ふうか、森崎ウィン、鈴木拡樹、佐々木美玲(日向坂46)/左上から、鈴木壮麻、山口乃々華、岡宮来夢、瀧澤翼(円神)、木内健人、朝夏まなと 製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社

12月7日(水)、ミュージカル『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の製作発表会見が東京都内で行われ、ロイド・フォージャー役の森崎ウィンと鈴木拡樹、ヨル・フォージャー役の唯月ふうかと佐々木美玲(日向坂46)らが出席し、報道陣の前で意気込みを語った。

本作は、遠藤達哉による人気マンガ『SPY×FAMILY』を原作とした初のミュージカル作品。2023年3月に帝国劇場にて初舞台化される。

会見には千ロイド・フォージャー役の森崎ウィンと鈴木拡樹、ヨル・フォージャー役の唯月ふうかと佐々木美玲(日向坂46)、ユーリ・ブライア役の岡宮来夢と瀧澤翼(円神)、フィオナ・フロスト役の山口乃々華、フランキー・フランクリン役の木内健人、ヘンリー・ヘンダーソン役の鈴木壮麻、シルヴィア・シャーウッド役の朝夏まなと、脚本・作詞・演出を手がけるG2が登壇した。

いままでもマンガ原作の舞台化を手がけているG2は、今回の舞台化について「ミュージカルにしたときに、必ず違うものになっていく、そこを原作ファンを満足させながら、ミュージカルファンも満足させられるように、いま戦っているところです」とコメント。

また、気になるアーニャ・フォージャー役についての質問には「実は決まってます。まだ発表できないんですよ。年内あたりに発表になります。すっごく可愛いので期待していてください」と答えた。
▲脚本・作詞・演出のG2

ロイド役の森崎ウィンはオファーについて「『SPY×FAMILY』の世界に飛び込める機会をいただけたことに興奮しました」と、森崎が出演した映画『レディ・プレイヤー1』で、いろいろな作品の世界に飛び込んでいたことを想像させるような言葉で話し、また、イギリスを訪れたときに、通りすがりのミャンマー人に「『SPY×FAMILY』に出るんでしょう」と言われて驚いたエピソードを話してくれた。
▲森崎ウィン【ロイド・フォージャー(Wキャスト)】

Wキャストで同じロイド役の鈴木は「ロイド・フォージャーは素晴らしく完璧なスパイですが、自分は不器用な人間なので、楽しみながら普段とは違う完璧な人間を演じていきたい」と、ロイド役を演じることへの意気込みを語った。
▲鈴木拡樹【ロイド・フォージャー(Wキャスト)】

ヨル役の唯月は「私がヨルですか?」と何度も聞き返し、電話を切ったあとに「ヨルだー!」と叫んだと、オファーへの驚きと、「ヨルのカッコよさと、とても可愛らしい天然さ、その二面性をしっかりと表現できるように取り組みたい」と意気込みを語ってくれた。ちなみに、ヘンリー・ヘンダーソン役の鈴木は「電話を切って、自分の部屋で『エレガント』と叫びました」と語っていた。
▲唯月ふうか【ヨル・フォージャー(Wキャスト)】

はじめの挨拶で「ミュージカルの作品は初めてなので、すごく緊張していますが、最後まで頑張りたいと思います」と話していた、同じくヨル役を演じる佐々木は「話を聴いたときは、本当に驚きましたね。コミックもアニメもどちらも楽しませていただいていたので、まさか自分がヨルさんを演じるということの想像がつかなくて」とオファーへの驚きと、「周りのメンバーが『おめでとう! 絶対に観にいくよ』と言ってくれて、今日の衣装も事務所で選んでいるときにメンバーが『絶対この柄のドレスが、みーぱん(佐々木の愛称)には似合うよ』と選選んでくれたんです。みんなの気持ちも背負って頑張りたいと思います」と、日向坂46の絆とメンバーも期待していることを話してくれた。
▲佐々木美玲(日向坂46) 【ヨル・フォージャー(Wキャスト)】

日向坂46と『SPY×FAMILY』と言えば、アニメ第22話「地下テニス大会 キャンベルドン」(コミックス6巻)に登場する絵画「日向の貴婦人」がキャプテンの佐々木久美がモデルなのでは……と言われている。アニメで確認するのも楽しみ方のひとつだ。

姉のヨルを溺愛するユーリ役の岡宮は、「世界中で愛されている作品なんだなと実感して、ものすごく『わくわくっ!』しています」とアーニャのセリフを交えて話した。同じくユーリ役の瀧澤は、原作ファンでユーリ推しだったことを告げ「推しを演じられる」という驚きと、「身長179㎝、お姉さんがいる、初日公演を迎える数日前に20歳を迎える」とユーリと同じ状態になることをアピールした。
▲岡宮来夢【ユーリ・ブライア(Wキャスト)】
▲瀧澤翼(円神) 【ユーリ・ブライア(Wキャスト)】

続いて、「こう見えて、実はこんな面があるんです」という質問に対して、唯月は「ひとりが好きです。ひとり行動が好きです」と、焼肉など食事もひとりで行くことを話し、佐々木は「節約家なので『あっちより10円安い』と、いろいろなスーパーや薬局を巡るのが好きです」とスーパー巡りが趣味であることを明かした。

また、岡宮は「運転が好きなので、船舶やヘリコプターの免許も取って、陸・海・空を制覇したい」と目標も含めて語り、瀧澤は「家に20~30個ぬいぐるみがあり、ベットの上に何個かぬいぐるみを置かないと寝れない」「家の中はファンシーな世界です」と語った。

さらに、フィオナ役の山口は「猫が好きで飼ってますが、猫アレルギーです。毎日薬を飲んでます」と教えてくれた。

最後に、2022年の振り返りと2023年への意気込みを聞かれ、佐々木は「日向坂46の夢だった東京ドームでのライブを3月に行うことができたり、個人としてもドラマに出演できたり、夢だったことが、たくさん叶って幸せな1年でした。来年は、『SPY×FAMILY』もありますし、いろいろな事に挑戦する年にしたいと思います」と語り、瀧澤は「この作品をよくするためなら何だってする。何だってだ!」とユーリのセリフを引用して意気込みを語ってくれた。

フランキー役の木内が、自分の演じるキャラクターを見たときに『モジャモジャ』とアーニャと同じ感想だったことを話したり、シルヴィア役の朝夏が「こんにちは、あるいはこんばんは」とシルヴィアのセリフで挨拶をするなど、キャスト陣の作品への愛の強さが感じられた製作発表会見。脚本・作詞・演出のG2は、「クライマックスの盛り上がりと、ラストには感動をMAXに持っていきたい。そこは生身の俳優と音楽の力を使って盛り上げていきたいですね。どこをクライマックスにするか一番悩んで構成したので、お楽しみに」と語っていた。ミュージカル『SPY×FAMILY』は、2023年3月8日より、東京・帝国劇場を皮切りに兵庫、博多で順次上演される。

写真:大山雅夫/編集:櫻井靖之

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