• 伝説のバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンがフィギュアで登場!
  • 伝説のバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンがフィギュアで登場!
2022.12.03

伝説のバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンがフィギュアで登場!

(C)2022 THE END OF MUSIC, LLC

80年代後半、大手レコード会社が主導した商業主義的な産業ロックシーン全盛期に、華美でコンセプチュアルなファッションを否定した普段着で、世間に迎合しない怒りに満ちた曲調を武器に、インディーズ・レーベルから忽然と現れたバンド・ニルヴァーナ。

アンダーグラウンドの世界から登場した、後に「オルタナティブ・ロック」「グランジ」と称される音楽スタイルで、91年にはシングル『Smells Like Teen Spirit』、アルバム『Nevermind』の大ヒットでメジャーレーベルをも席巻した。

ニルヴァーナのフロントマンであり、ギタリスト、リードボーカリスト、メインソングライターを担ったカート・コバーンはジェネレーションXの代弁者とも言われ、世界のミュージックシーンの先頭に躍り出たニルヴァーナだったが、94年にコバーンのショットガンによる自死という悲劇的事件で突然姿を消した、まさに伝説のロックバンドだ。

わずか7年、メインストリームに登場してからは約3年という短い活動期間ながら、コバーンの死後、2014年にはロックの殿堂入りを果たし、ローリングストーン誌が選出した「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第30位にランクインされており、カート・コバーン個人としても、同じくローリングストーン誌の「史上最も偉大な100人のソングライター」、「史上最も偉大な100人のギタリスト」、「史上最も偉大な100人のシンガー」などに選出。

代表曲『Smells Like Teen Spirit』は、「オールタイム・グレイテスト・ソング500」(ローリングストーン誌。2021年版)の堂々第5位にランキングされている(ちなみに、1位は『Respect』アレサ・フランクリン。以下2位『Fight the Power』パブリック・エネミー、3位『A Change Is Gonna Come』サム・クック、4位『Like a Rolling Stone』ボブ・ディラン)。

それまでのロックミュージックシーンを一変させたカート・コバーンが、このほど、2種類のフィギュアとなって蘇ることに!


言葉では語りつくせないカート・コバーンという人物が持っていたであろう彼の情緒そのものを表現することにチャレンジしたのが、ハイエンドフィギュアの企画・製造などを行うBLITZWAY(ブリッツウェイ)。

2022年8月、日本支社となる株式会社BLITZWAYJAPANを設立し、BLITZWAYJAPAN ONLINE STORE、オフィシャルSNSアカウント(Instagram/Twitter)を開設した同社が、日本の第一弾販売アイテムとして送り出すフィギュアが、今なお語り継がれる伝説のロックミュージシャン、カート・コバーンの1/4スケールスタチュー、1/6スケールアクションフィギュアの2種。
来年2023年の4~6月の販売を予定し、予約受付が開始されている。

無造作なブロンドヘア、グランジスタイルの象徴とも言える古着のニット、どこか物憂げで端正な顔立ち。
カート・コバーンらしさが際立つ精巧なヘッド造形、ロック音楽史に深く刻まれた瞬間を再現するためデザインされた衣装と、腕時計やネックレスばかりか、タバコやアイデアノートといった、リアルで多様なアクセサリーも付属。
コバーンの息づくような1シーンを再現することができるスグレ物だ。


バンド名のニルヴァーナは、完全な静寂、最高の幸福の状態、輪廻からの解放、生死を超えた悟りの世界を表す「涅槃」を意味する仏教用語だが、コバーンは仏教的観念というよりも「詩的で美しくて響きのいい名前を付けたかった」という理由からこの言葉を選んだ、と言われている。

あの頃、私たちの魂の代弁者であったヒーローの懐かしい姿が、ずっと目の前にあるという幸せは、何と表現すればいいのだろうか。


>>>ライブ写真を見ているかのようなカート・コバーンフィギュアを見る(写真23点)

(C)2022 THE END OF MUSIC, LLC

文/アニメージュプラス編集部

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