• 『永遠の昨日』第6話 浩一が忘れられていく「しんどい展開」に視聴者も涙
  • 『永遠の昨日』第6話 浩一が忘れられていく「しんどい展開」に視聴者も涙
2022.11.29

『永遠の昨日』第6話 浩一が忘れられていく「しんどい展開」に視聴者も涙

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

11月24日(木)にTVドラマ『永遠の昨日』第6話が放送され、浩一と満の美しくも切ないバックハグに「胸を抉られる」視聴者が続出。場面カットとともに、あらすじを振り返りながら、SNSでの反応を紹介する。

『永遠の昨日』は、「泣けるBL小説」の決定版として多くのファンに支持されている、榎田尤利による同名小説が原作のTVドラマ。
陽気でクラスの人気者の浩一(演:小宮璃央)と、秀才で人付き合いが苦手な満(演:井上想良)。高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……!?
浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせた2人の姿に “泣けて泣けて仕方がない” 青春ラブストーリー。

放送された第6話では、浩一の周りに変化が訪れた。それを知った満の複雑な想いとは……?

【第6話・あらすじ】
教室にて浩一と満と委員長(演:新原泰佑)が窓辺によりかかり会話をしていると、教室のドアを開け、他のクラスの片岡(演:植村颯太)が入ってきた。片岡は「これ山田に渡してくれ」と満に声をかけ、目の前に浩一がいることには全く気付いていない様子。片岡がそのまま立ち去ると、浩一は「あいつもかー。たぶん俺の事見えてないわ」と苦笑いしながらつぶやく。

事態を重く受け止めた満は、委員長とともに生物室に浩一を無理やり連れていき話を聞くと、クラスの何人かは自分が見えていないと言う。現状を知り焦り始める満に対し「俺、そんな気にしてないから。たぶんこれが、自然なんだよ。死んだらだんだん忘れられてくんだよ」と浩一は達観している。

満たちの声を聞きつけた玉置先生(演:朝井大智)がやってきて「……昨日はありがとな」と口火を切り、小河先生(演:中村優一)がおそらくもう学校には戻ってこないことを伝える。満は、小河先生があそこまで思いつめた理由を玉置先生に問う。すると玉置先生は、自分が小河先生を振ったせいだと言い、今でも彼を「愛しているけど一番じゃない」とつぶやく。満が「一番がいるのになぜ」と尋ねると、玉置先生は「俺の一番はもういない……もう亡くなってるんだ」と告げた。

そんな話が聞きたかったわけではなかったのに、まるで自分たちの未来のよう……と満は嫌な想像に思考が向かうと、突然浩一は満の手をギュッと握りしめる。そこで浩一は先生に「同着一位はだめですか?」と優しい目で伝える。満はその発言に複雑な思いを抱えていた。

放課後、再び病院で香住先生(演:小林涼子)に傷口の縫合をしてもらうが、香住先生からも「今日の浩一くん……私には時々透けて見えるの」と打ち明けられる。暗い表情で帰る満に浩一は「いいんだよ。みっちゃんだけに見えてればそれでいい。それだけでいい」と笑顔でまっすぐに伝える。しかし追い打ちをかけるように、あの時浩一を轢いたトラックの運転手と病院ですれ違うが、運転手にも浩一が見えていなかった――。

満は帰り道、「なあ、浩一、お前、腹立たないの?」「轢いたくせに無視して」と不安と怒りで押しつぶされそうな満だったが、浩一は「みっちゃん、すげえ怖い顔してる」と満の両頬を摘まみ上げ「やっぱこっちの方が可愛いや」と無理やり笑わせようとする。「やめろよ……!」と手を払いのけた満は浩一に背を向けるが、その刹那、浩一は満を後ろから抱きしめ「……ごめんな」と囁く。「……ごめんな、みっちゃん……俺がこんなんで……」と言われた満は涙が止まらなくなり、嗚咽を上げる。

その日、満は熱を出してしまい、浩一がベッドの横で優しく見守ることに。「そばに、いてくれ」と弱音を吐く満に「当たり前だろ」と優しく微笑み額にキスするのだった――。

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事