• 「ガンプラビルダーズワールドカップ10th」日本大会結果発表!
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2022.11.29

「ガンプラビルダーズワールドカップ10th」日本大会結果発表!

(写真左より)OVER21コースのチャンピオン「理想を現実にする力」、U-20コースのチャンピオン「The spirit of Zeon」、U-14コースのチャンピオン「サザビー二号機試作型」(C)創通・サンライズ

2022年11月19日(土)、「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 10th TOURNAMENT JAPAN(ガンプラビルダーズワールドカップ10th トーナメント 日本大会)」の結果発表が行われた。
U-14コースは「ヤマサキ」さんの「サザビー二号機試作型」、U-20コースは「FAグリーン」さんの「The spirit of Zeon」、OVER 21コースは「凜パパ」さんの「理想を現実にする力」が受賞。
3作品は2022年12月17日に行われる世界大会へ日本代表として出場する。

「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP」はガンダムのプラモデル=ガンプラの作品で競うコンテスト。主催はBANDAI SPIRITS ホビーディビジョン。
ここ3年はコロナ禍で開催が中止されていたが、今回はオンラインでの開催となった。世界15のエリア/地域(日本、中国内地、韓国、台湾、香港特別行政区、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ&中東)で開催される。

コースは14歳以下の「U-14」、15歳以上20歳以下の「U-20」、21歳以上の「OVER 21」。
作品は各写真で同じポーズを維持していることが条件。可動モデルの場合はポーズ替え不可。写真での審査となっている。
また審査員の審査とは別に、各部門で一般投票により決定されるAUDIENCE(オーディエンス)賞が設けられている。

受賞結果は以下の通り。
<U-14コース>
チャンピオン「サザビー二号機試作型」ヤマサキさん/14歳
2位「キッカの決意 ~ハヤトが残したガンキャノン~」コーシロンさん/13歳
3位「サイコミュの系譜 ~継承のはじまり~」黒龍さん/14歳
AUDIENCE賞「サイコミュの系譜 ~継承のはじまり~」黒龍さん/14歳

<U-20コース>
チャンピオン「The spirit of Zeon」FAグリーンさん/20歳
2位「哀艶 -紡がれた思いの原点-」三藤ウララさん/19歳
3位「プロセルピナ・フローラ」さぷレッサー/19歳
AUDIENCE賞「The spirit of Zeon」FAグリーンさん/20歳

<OVER 21コース>
チャンピオン「理想を現実にする力」凜パパさん/40歳
2位「ガンダムニュクス 夜の女神」スパイクさん/36歳
3位「TYPE SLASH」mikaさん/21歳
AUDIENCE賞「理想を現実にする力」凜パパさん/40歳

U-14チャンピオン、ヤマサキさんの「サザビー二号機試作型」は白いサザビーを中心とした格納庫ジオラマ。
ヤマサキさんは受賞後のインタビューで「自分の好きなものを作れるように、自分の作れる技術をぶつけました。ササビーが一番好きな機体だったので、そこに自分の好きな作風にできるように頑張りました」とコメント。
審査員からは、上から強い影を当ててコントラストを強くしたことで格納庫っぽさを出した点が評価されたが、ヤマサキさん自身は写真を失敗していたと感じていたというから面白い。

U-20チャンピオン、FAグリーンさんの「The spirit of Zeon」は、ミキシングによりノイエ・ジールを造形。AUDIENCE賞とのダブル受賞となった。
FAグリーンさんは「今回の作品のテーマは、ジオンをテーマにして作りました。理由としては自分は結構ジオンのモビルスーツが好きなので、様々なパーツを使って、ジオンの象徴であるノイエ・ジールを使って作りたいと思い、制作しました。今回作った作品が世界に通用するか分かりませんですが、この作品に込めた気持ちが世界に伝わって欲しいなと思っています」と世界大会への意気込みを述べた。

OVER 21チャンピオン、凜パパさんの「理想を現実にする力」はキュベレイをモチーフにした作品。こちらもAUDIENCE賞とのダブル受賞。
凜パパさんは「この作品を作るに当たって、1年360日ぐらい,他の作品も手に触れず、ずっとやってきたのですが、私はSNS等で活動していて、日々進捗を日記として上げさせていただいている中、たくさんの方がいいねやRT、コメントを下さいまして、モチベーションを絶やすことなく続けさせていただいたことが今回の結果につながったと、自分の結果以上に皆さんがくれた声援や応援に対して感謝の気持ちを伝えたいと思います」とコメント。
「ガンプラ発祥の地、ガンダム発祥の地として、やはり日本が世界一になりたい、世界一を取って『日本はやっぱりガンダムの国なんだ』っていうのを世界に見せたいっていう思いがあります。やはりここまで来た以上、世界一を日本から出したいと思います」と世界大会への熱い思いを語った。

今回は3部門ともジオン系の作品がチャンピオンとなった日本大会。続く「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 10th TOURNAMENT」世界大会の結果発表は、2022年12月17日にオンラインで行われる。

>>>「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 10th TOURNAMENT JAPAN」入賞作品を見る(画像21点)

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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