• 公式が暴走!?実写版のサラリーマン『きかんしゃトーマス』が話題に
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2022.11.22

公式が暴走!?実写版のサラリーマン『きかんしゃトーマス』が話題に

(C)2022 Gullane (Thomas) Limited.

ソニー・クリエイティブプロダクツがマスターライセンスを保有する『きかんしゃトーマス』が12年ぶりにフルリニューアルされることを記念し、アテフリ・ドラマ『サラリーマントーマス』(全3話)の第1話が、きかんしゃトーマス公式YouTubeにて公開され、その完成度の高さと公式のユーモアに注目が集まっている。

アテフリドラマ『サラリーマントーマス』は、かつてトーマスをみていた大人にとって、なつかしい過去作品から “大人だからこそ、一層共感できる” 選りすぐりのエピソードを計3話ドラマ化。

話の内容やトーマスたちの音声はそのままで、トーマスたちをサラリーマンとして再構成した「アテレコ」ならぬ「アテフリ」webドラマだ。大人にとっては、懐かしい反面、現在の自分や社会と重ねられるエモーショナルな構成となっている。

社会人のトーマスがミスをしながらも仕事に奮闘する姿を描き、「失敗から学ぶ姿勢を大切に。上司とは良好な関係を築きましょう」「仕事に大きいも小さいもない。目の前の仕事に感謝」「仲間の長所を理解し、適材適所で助け合いましょう」などの子供も大人も教訓を得られるシーンが描かれている。

第一話「ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス」(原題:あなにおちたトーマス)は、11月17日公開。
第二話「社員用トイレ(きかんこ)のもめごと」(原題:きかんこのもめごと)は、11月25日公開予定。
第三話「トーマスとリストラの気配(うわさばなし)」(原題:トーマスとうわさばなし)は、12月2日公開を予定している。



■『サラリーマントーマス』の制作背景
「子どものころ誰もが一度は見たことがある「きかんしゃトーマス」。誰もが「懐かしさ」を感じる一方で、実は大人になって見るからこそ面白い「社会へ通ずる学び」がたくさん詰まっています。今回のフルリニューアルを期にお子様はもちろん、かつて子どもだった大人の皆様にもトーマスを見ていただきたいという思いを込めて、お話はそのままで、トーマスと仲間たちが「サラリーマン」となった「サラリーマントーマス」を公開いたします」

■トーマス役、前田旺志郎インタビューコメント
――撮影を終えられての感想を教えてください。
前田: 国民的アニメ「きかんしゃトーマス」のトーマス役をまさか自分がやらせてもらえるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄なことですし、本当に嬉しいなと思いました。また、人生で初めてアテフリ(元々ある声に自分の口を合わせる)を経験したこともすごく楽しかったですし、自分の中では意外とうまくできた気がしていて。新たな才能というか、意外とセンスあるのかもと思いながらやっていました。

――好きなキャラクターは何でしたか?
前田: ハロルドは、(トーマスをよく見ていた)当時からちょっと覚えています。一人だけ空を飛ぶヘリコプターですし、色も白に赤っていうのがかっこいいので一番好きだった記憶があります。
(空を飛びたいという願望もあったのかもしれませんね、という問いに対し)まあ今でもあります。空は飛びたいですね、やっぱり。いつになっても夢です!

――今回“大人のためのサラリーマントーマス”というテーマで実写化しますが、前田さんが演じられている中で、共感するポイント/ご自身も気をつけたいことはありましたか?
前田: 今回3つの作品をやらせてもらったのですが、どれもすごい教訓になるというか。悪口を言ったり人のことを傷つけたり。でも自分が助けてもらった時にその人の優しさとかありがたさに気づく、というお話で共感でしかないですし、普段から自分が使っている言葉とか相手にかける言葉っていうのが、自分が無意識のうちに人を傷つけているということもわかった上で会話をしておかないと、こういうことって本当に起こりうるなと思いました。あとは仕事の大きい小さいでやらないっていうのも、この仕事をしていて色んな仕事をすることがありますけど、「この役は小さいから別にいいや」って思うようになったら最悪だなって思いますし、そんな風にならないように一つ一ついただいた役とか、いただいた仕事に一生懸命真っ当に向き合っていかないとなと、すごく学びましたね。

――ドラマの見どころを教えてください。
前田: 僕はこの企画自体がすごく面白いなと思っていて。元々あるアニメーションに役者さんたちがそれと同じ芝居をしてその(アニメの)声を使ってドラマを撮るって、僕自身初めての経験だったので、それがもう既に見どころというか、すごく攻めた素敵な企画だなと思います。

――ドラマで工夫した点、撮影する中で難しかった点はどんなところですか?
前田: 最初は特にアニメーションの音を流して、そのセリフと同じタイミングで僕もセリフを言う、というやり方でやらせてもらったんですけど、普段セリフを言う時は自分の気持ちとか自分の身体の状態が整ったタイミングで言葉を発するのに対して、今回は再生をしてから言葉を発するまでの時間が元々決まっているので、そこに自分の気持ちを合わせにいく、というのがすごく難しかったですね。

そして……、番外編が!
■サラリーマントーマス【番外編】
実は作中でプレゼンしていた商品は新発売のきかんしゃトーマスだった!
​第一話目に、十升(トーマス)と後藤(ゴードン)がプレゼンをしていた商品は、実は新発売のトーマスのおもちゃだった。それぞれ鉄道玩具「プラレール」の新商品として「GOGOトーマス ぐるっと宙返り!わくわくプレイランド」と、「GOGOトーマス おでかけ立体マップ」を、2022年11月17日(木)から全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップ、プラレール専門店「プラレールショップ」、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等にて発売している。また、実際に十升と後藤が商品を遊びながら紹介するレビュー動画が同時公開されている。

アニメージュプラス編集部

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