• 『三丁目の夕日』『鎌倉ものがたり』の西岸良平が記念展を開催!
  • 『三丁目の夕日』『鎌倉ものがたり』の西岸良平が記念展を開催!
2022.11.21

『三丁目の夕日』『鎌倉ものがたり』の西岸良平が記念展を開催!

(C)西岸良平/小学館 (C)西岸良平/双葉社

実写映画化され話題となったた『三丁目の夕日』や『鎌倉ものがたり』の原作者である漫画家・西岸良平の画業50周年を記念した展覧会が開催されている。
その内覧会の模様をレポート!

西岸良平画業50周年記念展実行委員会は、『三丁目の夕日』や『鎌倉ものがたり』をはじめ、名作を生み出し続ける西岸良平の画業50周年を記念して、大規模展覧会『三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~』を11月18日(金)より、東京スカイツリータウン・ソラマチ(R)5階 「スペース634」にて開催している。

展覧会のタイトルにもある『三丁目の夕日』は『ALWAYS 三丁目の夕日』、『鎌倉ものがたり』は『DESTINY 鎌倉ものがたり』のタイトルで実写映画化され、大ヒットを記録している。両作品とも監督を務めたのは山崎貴。VFXによる昭和の街の再現でも話題となり、現在も続く昭和レトロブームの一端を担っている。

本展覧会ではこの2作品を中心に、これまでに発表された短編作品の原画をはじめ西岸先生の愛用品や、作品に登場する懐かしい昭和家電の実物も展示。登場キャラクターと一緒に撮影できるフォトスポットも設置され、西岸良平の世界観を十分に楽しめるものになっている。

また物販コーナーも併設され、貴重なサイン入り複製原画や、クリアファイルなどのオリジナル商品が販売されるほか、レトロ雑貨やプロマイド写真など、昭和にまつわる商品を取り扱う店舗が出店する「夕日町商店街」も設置される。

展示の一部を紹介していきます。

>>>展示や物販の様子を見る(写真28点)

【西岸先生の部屋】
壁には50周年を迎えファンの皆様へ向けた西岸先生からのメッセージ。ガラスショーケースには、先生が所蔵する鉄道模型や蓄音器、懐中時計やステレオカメラなど、物語にインスピレーションを与えた品々が、作品登場時の絵とともに展示。


【三丁目の夕日原画ギャラリー】
夕焼けを思わせるオレンジ色の壁と、影で描かれた街並みがノスタルジックな「三丁目の夕日 夕焼けの詩」コーナー。物語に出てくる架空の街「夕日町三丁目」の巨大イラストが一気に作品の世界観に連れて行ってくれる。「比較展示」コーナーでは、ネーム、原画、雑誌・単行本掲載と、漫画が出来上がっていく過程を楽しむことができる。


【三丁目の夕日ワールド~夕日町三丁目~】
昭和の夕暮れどき、外で遊んでいると近所から香ってくる「ライスカレー」の匂いを、巨大イラストとともに楽しめるコーナーも。ボタンを押すと香るので、押すのを忘れずに! 展覧会の後カレーが食べたくなること間違いなし!? です。また、鈴木トモエが家の前でサンマを焼くイラストにも仕掛けが。横の覗き穴を見てみると……? さらに、昭和の玩具や家電も展示されている。登場人物たちが作中でどのように使用していたか、原稿で確認できる。当時の街頭テレビを想起させるコーナーで、夕日町三丁目の人々と一緒に映像を眺めることも。懐かしのダイハツ・ミゼットに乗った鈴木則文と一平と一緒に写真が撮れるフォトスポットも用意されている。


(C)西岸良平/小学館 (C)西岸良平/双葉社

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事