• 『永遠の昨日』第5話 生と死に向き合う2人に「涙が止まらない」視聴者続出
  • 『永遠の昨日』第5話 生と死に向き合う2人に「涙が止まらない」視聴者続出
2022.11.18

『永遠の昨日』第5話 生と死に向き合う2人に「涙が止まらない」視聴者続出

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

11月17日(木)にTVドラマ『永遠の昨日』第5話が放送され、切ない展開に涙する視聴者が続出した。場面カットとともに、あらすじを振り返りながら、SNSでの反応を紹介する。

『永遠の昨日』は、「泣けるBL小説」の決定版として多くのファンに支持されている、榎田尤利による同名小説が原作のTVドラマ。
陽気でクラスの人気者の浩一(演:小宮璃央)と、秀才で人付き合いが苦手な満(演:井上想良)。高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……!?
浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせた2人の姿に “泣けて泣けて仕方がない” 青春ラブストーリー。

放送された第5話では、小河先生が起こした事件が波紋を呼んだ。2人の運命を想像させる、切ない展開とは……?

【第5話・あらすじ】
事故発生から二日目の朝。委員長(演:新原泰佑)は、小河先生(演:中村優一)が学校の屋上から飛び降りようとしているところを目撃する。急いで浩一、満、寿美子(演:大友花恋)、郁美(演:鳴海唯)と共に小河先生を止めようと屋上へ向かうと、虚ろな目で屋上の縁に立つ小河先生の姿が。さらに屋上へ駆け込んできた玉置先生(演:朝井大智)が「雅彦……やめろ! こんなの、おまえらしくない!」と声を上げるが、小河先生は聞く耳をもたない。2人の間には何かトラブルがあったらしい。

そこへ、浩一は小河先生を説得するため、フェンスを越えシャツを脱ぎ捨て自分の痣だらけの身体を晒して自らの秘密を打ち明ける――。浩一は小河先生の腕をとり、自身の心臓に当て「……動いてないでしょ、心臓」と話す。驚く小河先生に対し、「びっくりすよね。でも、そうなんです。死体になったのにまるで生きてるみたいで……でも、そろそろかな」と寂しそうに微笑む。それを見た満は複雑な気持ちを滲ませる。

浩一は、小河先生の首にそっと手をあてると、小河先生は膝から倒れこむ。なんとか最悪の事態を回避することが出来たのだが、満は浩一の「そろそろ」という言葉に引っかかっていた――。

放課後、浩一は「あのさ、みっちゃん、今日一緒にうち来てくんない?」と満を誘う。ひとりだとなんか不安だという浩一とともに、満は浩一の家に泊まることに。浩一の母や妹たちとテーブルを囲み、満は自分の子供時代を思い返していた。子供の頃から1人でいることが多く、1人で食事する思い出ばかりの満は、たまにくる浩一の家は楽しいが、慣れない自分に少し戸惑っていた。

夜、縁側でラムネを飲む浩一と満。浩一は「ねえ、みっちゃん……俺たちが大人だったら、やっぱビールで乾杯とかすんのかな」と話しかけ、静寂の中「…そうだな」とうなずく満は、そっと浩一の胸に手を当て、そして浩一の胸に自分の耳をゆっくりと当てる。

浩一は息を吐き「ごめん……もう動かないと思う」と告げる。「なんでそんな事わかるんだよ」「なんとなくっていうか……やっぱ自分の身体だし」「諦めが良すぎる。もうちょい粘れよ」――浩一に背を向けて寝転がる満に近寄り、背中から腕を回す浩一。「……みっちゃんはあったかいな」「……俺は冷たいよ」「ううん。みっちゃんはあったかいよ」浩一は満を強く抱きしめるのだった――。

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

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