• ジブリパーク開園式レポート!吾朗監督「鈴木Pを逃がさない」発言
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2022.11.01

ジブリパーク開園式レポート!吾朗監督「鈴木Pを逃がさない」発言

(左から)ジブリパーク監督・宮崎吾朗、愛知県知事・大村秀章、、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫、ジブリパーク代表取締役社長・大島宇一郎 (C)Studio Ghibli

2022年11月1日、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園した。第1期開園は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア。
開園を前日に控えた10月31日には「ジブリの大倉庫」にてオープニングセレモニーが行われた。ここではそのオフィシャルレポートをお届けしよう。


オープニングセレモニーには、ジブリパーク整備主の愛知県の大村秀章知事、施設を運営管理するジブリパークの大島宇一郎代表取締役社長の他、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏、ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督が参加。出席者への挨拶に続き、テープカットして開園を祝った。
セレモニー後には鈴木プロデューサーの囲み取材があり、開園に向けた思いが明かされた。

セレモニーの挨拶で、大村知事は「スタジオジブリのコンテンツは、日本が世界に誇ることのできる、戦後近代文化の最高峰だと思っています。この作品群を、ジブリパークで未来永劫に残すことができる、多くの皆さんに楽しんでいただけることが嬉しくてなりません」と発言。
鈴木プロデューサーは、パーク設立のお膳立てをしてくれた人物として中日新聞社・白井文吾氏、大村知事、中日新聞社・岡村氏の名を上げた。また宮崎駿監督と視察に訪れた際のエピソードを「『俺には思いつかない面白さがここにはある』と、宮崎がいたく喜びまして。相手が息子でもライバル視して褒めない彼が『俺には真似ができない』と何度も言っていました。ジブリパークの細部を見ていくとわかりますが、吾朗くんがジブリの精神を受け継いでくれているなと改めて感じています」と紹介。
それを受けて宮崎吾朗ジブリパーク監督は「先ほど、鈴木プロデューサーが僕のことを美談のように語っていましたが、すべて(ジブリ)を僕に押し付けてエスケープする腹があると見ていますので、彼を逃がさないようにして、頑張っていきたいと思います」と締めくくった。

また鈴木プロデューサーはセレモニー後の取材で「三鷹の森ジブリ美術館は、子どもたちのために作りましたが、子どもたち以上に大人の方がたくさん来てくださっています。それはありがたいことですが、もしかすると、ジブリパークは子どものための場所になったのかなと思いました。世の中には様々な価値観がある中で、僕は楽しいか、つまらないかという基準は大事だと思っています。子どもたちにはこのジブリパークで、『世の中には楽しいことがいっぱいある』ということを知ってもらいたいです」と語った。

ジブリパークは日時指定の予約制。2023年1月31日までは抽選制と先着順が併用されており、2023年2月1日からは先着順のみとなる。
チケット購入場所はオンラインチケット販売サイト「Boo-Woo チケット」(ブーウーチケット)、全国のローソンやミニストップ店頭「Loppi」(ロッピー)となっている。

>>>「ジブリパーク」オープニングセレモニーオフィシャルレポートの画像を見る(画像6点)

(C)Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部

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