• 『ジブリパーク』大倉庫・青春の丘・どんどこ森の魅力を先取り公開!
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2022.10.13

『ジブリパーク』大倉庫・青春の丘・どんどこ森の魅力を先取り公開!

(C)Studio Ghibli

2022年11月1日(火)にオープンする「ジブリパーク」より、メインエリア「ジブリの大倉庫」の映像展示室、企画展示、ショップやカフェなどが10月12日、マスコミに公開された。

ジブリパークは、愛知県「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にある、スタジオジブリの世界を表現した公園。元からある森や道はそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら秘密を発見する場所として、11月1日に待望のオープン。
5つのエリアの内、まずは第1期として3つのエリア、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」が開園する。

いち早くマスコミ披露となった12日には、ジブリの大倉庫内「映像展示室オリヲン座」にて、愛知県知事・大村秀章氏とジブリパーク監督・宮崎吾朗氏によるトークイベントも開催。
▲(左から)宮崎吾朗監督と大村秀章知事

大村知事は「最初にお話させていただいてから5年5カ月の短期間でここまでこれたのは、いろんな方々のご協力があってこそです。ジブリパークは公共施設でありながらスタジオジブリのコンテンツを取り入れた、世界初のハイブリットな施設ではないかと思います」と新しい取り組みへの自信をのぞかせる。

続く宮崎監督は「ジブリ美術館ができるまでに3年かかりました。知事に『どれくらいでできるか?』と訊かれまして、口から出まかせで『5年』と答えたのですが、その約束を守れてよかったです。ジブリパークを作る動機のひとつには、宮崎駿が長編映画をもう作らないということでジブリ作品を後世に遺すための施設を、ということがあったのですが、またしても裏切られまして、宮崎駿はまた長編映画を作っており、梯子を外されたような気持ちもあるのですが(笑)。現在も2期工事が進んでおり、もう既に佳境に入っておりますので、何とか工期に間に合えばと思っております」と、笑いをまじえながら、パーク完全完成に向けての意欲を語った。

では、さっそく3エリアを順番にチェックしていこう。
「ジブリの大倉庫」は、まさにジブリの大博覧会。1つの巨大な施設の中に、映像展示室をはじめ、3つの企画展示室、ショップやカフェなど、 ジブリにまつわる様々な魅力がぎゅっと凝縮されたエリアだ。あちこち歩きまわっていると、楽しい仕掛けや思わぬ見どころと出くわす喜びがある。
▲緑色の建物「映像展示室オリヲン座」では、「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品が、順番に上映される。開園時の上映作品は『くじらとり』だ。▲「天空の庭」は『天空の城ラピュタ』に登場する約4メートルのロボット兵が廃墟となった庭園に佇むエリア。
▲子供たちの遊び場となる「ネコバスルーム」(小学生以下の利用となります)

3つの企画展示室では、スタジオジブリとジブリ作品の “入門編” となる企画展示をそれぞれ楽しむことができる。
<「食べるを描く。」増補改訂版>
三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評を博した企画展示「食べるを描く。」の増補改訂版。ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか、その秘密をひも解いていく。サンプルで再現されたメニューと見事な食事シーンの原画資料で「味」を視覚で楽しむ内容となっている。

<ジブリがいっぱい展>
世界中から集めたジブリ作品のポスター、映像・音楽パッケージ、書籍などを一堂に展示。色々な国のお国柄があらわれたタイトルやデザイン、ビジュアルが並ぶ様は圧巻!

▲スタジオジブリの打ち合わせスペースを再現した「トトロ・バー」

<ジブリのなりきり名場面展>
ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入りこめる体験型の展示。展示数は13作品14コーナー。
『千と千尋の神隠し』では、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの横に腰掛け、千尋になりきっちゃおう!

(C)Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部

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