• 『ウルトラセブン』ひし美ゆり子が語るアンヌ隊員ポスターと55年の歩み
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2022.10.07

『ウルトラセブン』ひし美ゆり子が語るアンヌ隊員ポスターと55年の歩み

『ウルトラセブン』放送55周年を記念して製作された、ひし美ゆり子/友里アンヌポスター (C)円谷プロ

「ウルトラマン」シリーズの代表作のひとつとして名高い『ウルトラセブン』が、1967年10月1日の放送開始から今年55周年を迎えた。放送当時から現在まで、今なおこの作品が熱狂的なファンを生み出し続ける理由のひとつに、ウルトラ警備隊の紅一点・友里アンヌ隊員の存在があることは間違いないだろう。

この度、記念アイテムとして復刊ドットコムからアンヌ隊員の豪華特大ポスター2種がリリースされる。アンヌ隊員を演じた女優・ひし美ゆり子さんの最新インタビューと共に、今なおファンの憧れであるアンヌ隊員の魅力に迫ってみよう。

友里アンヌ隊員は東京都出身。宇宙人の侵攻に対抗すべく結成された、地球防衛軍のエリート部隊「ウルトラ警備隊」紅一点の女性隊員。隊歴は2年で、宇宙航空学の権威・友里源三郎博士の孫娘でもある。
普段は地球防衛軍・極東本部のメディカルセンターにて医療班チーフとして勤務しているが、有事にはほかの隊員たちと共に現場へ急行、怪事件や宇宙からの侵略に立ち向かう。そして本編中では任務を離れたプライベートの時間も描かれ、そこで見せる無邪気で穏やかな素顔も彼女の魅力をさらに輝かせていた。

そしてシリーズを通して描かれたのは、主人公・モロボシダンとの関係だ。任務中は勿論のこと、時にはデートを楽しむ様子などから二人の仄かな恋愛模様が伺えた。アンヌの好意はまっすぐダンへと向けられ、それは最終回でダンの正体がウルトラセブンと明かされても変わることはなかった。宇宙人と地球人が真に理解し合える瞬間を描く感動的な展開は、アンヌという存在なしには描けなかったのではないだろうか。

この度発売される「『ウルトラセブン』放送55周年記念 ひし美ゆり子/友里アンヌポスター」2種は、円谷プロダクションの写真ライブラリーに保存されているアンヌ隊員のカットの中から、B2判の大型ポスター化に適した2種類の絵柄をセレクト。

Ver.1の絵柄は、ひし美さんが撮影前に円谷プロを初訪問した際にポインターと共に撮影された、初々しさを感じさせる1枚。Ver.2の絵柄は、第6話「ダーク・ゾーン」から、ファンなら誰しも一度は目にしたことのある三面鏡の前での特写カット。警備隊制服姿のアンヌとドレッサー、そして背後に立つペガッサ星人の絶妙なバランスで成立したビジュアルは唯一無比の魅力を放つ。

いずれのカットもひし美さんご自身がセレクト、現存する画像データに丁寧にレストアを施して、可能な限り当時の質感を再現する。
さらにそれぞれのポスターは、通常版・ひし美さんご本人による豪華直筆サイン入りの2種が用意されている。

55年を経ても色褪せるどころか、なおその輝きが増しているかのような友里アンヌの魅力。ウルトラヒロインならではの鮮やかなエッセンスを、きっと今回のポスターでも感じることができるだろう。

>>>アンヌ隊員ポスター&既発の円谷ヒロインポスターのラインナップを見る(写真7点)

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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