• 生誕100周年! 水木しげるの妖怪が六本木に集結する『百鬼夜行展』が開催中!
  • 生誕100周年! 水木しげるの妖怪が六本木に集結する『百鬼夜行展』が開催中!
2022.07.17

生誕100周年! 水木しげるの妖怪が六本木に集結する『百鬼夜行展』が開催中!

(C)水木プロダクション

水木しげるの生誕100周年を記念して、東京・六本木ヒルズの東京シティビューにて7月8日(金)~9月4日(日)の期間、水木しげるが描いた妖怪たちの世界が楽しめる大規模な展覧会『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』が開催中だ。

『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』は4つのエリアに分けられており、「第1章:水木しげるの妖怪人生」「第2章:古書店妖怪探訪」「第3章:水木しげるの妖怪工房」「第4章:水木しげるの百鬼夜行」と順を追ってたどっていくことになる。特筆すべき点としては、水木しげるが描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかという視点から、水木が強く影響を受けた江戸時代の絵師・鳥山石燕の『画図百鬼夜行』をはじめ、昭和初期の民俗学者・柳田國男の『妖怪談義』など、水木自身が所蔵していた貴重な妖怪関係資料を初公開していること。妖怪研究に没頭し、現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるが、どのように妖怪と向き合い描いてきたのか、その足跡をたどることで、より身近に妖怪たちの存在を感じることができるだろう。

また、晩年までに1000点近くの妖怪を描いた水木しげるの妖怪画を、その創作方法によって「絵師たちから継承」「様々な資料から創作」「文字情報から創作」という3つの類型に分類している点にも注目だ。もちろん、“百鬼夜行展” という名にふさわしく、展示されている妖怪画の数はなんと100点以上!  そのひとつひとつの精緻な筆致と繊細な色彩は、見るものを水木の妖怪ワールドへ誘うこと間違いなしだ。シアターではNHK Eテレ『てれび絵本』より、展覧会用に特別に編集された『水木しげるの妖怪えほん』の映像も観ることができる。


>>>展示の様子やコラボメニュー・販売アイテムを見る(写真31点)

(C)水木プロダクション

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事