• 『シャインポスト』頂点を目指す5人のニューアイドルの素顔に直撃!
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2022.07.11

『シャインポスト』頂点を目指す5人のニューアイドルの素顔に直撃!

(C)Konami Digital Entertainment,Straight Edge Inc./シャインポスト製作委員会


──アフレコを進めていく中で、新たに気づいたことなどありましたか。

鈴代 テンポが速いシーンが多かったので、短い尺の中に声を収めるといったお芝居は難しかったですね。でも、面白いワードや言い回し、それぞれ濃いカラーのメンバーたちによるテンポのいい会話劇は観ていて楽しいものになるんだろうなって思いました。

蟹沢 今回がアフレコ初挑戦で、最初は全然出来ませんでした。でも一つひとつのセリフやお芝居に「こういうニュアンスでどうですか?」と確認をしながら、時間をかけてディレクションをつけていただきました。
この現場じゃなかったらここまで真っ直ぐに役に向かえることはできなかったと思います、感謝の気持ちでいっぱいです。

夏吉 理王はおバカちゃんなので、そんなに難しいことを言わないんですね(笑)。その未熟さを意識しすぎると、どんどん声の年齢が下がって子供っぽくなってしまうんです。そこのバランスをとるのには苦労しました。
あとは、同じようなセリフでも、その時々の感情に合わせて違う色を付けるよう、こだわって演じさせてもらいました。

長谷川 先ほども言いましたが雪音ちゃんは演技と素、両方の部分があって、台本にも「ここからは素で」と書かれていたりするくらい、コロコロ変わる子なんですね。なので、それぞれのさじ加減を監督に相談しながら演じさせてもらいました。

中川 私もレッスンは受けていましたが、ほとんど初挑戦状態で臨みました。自分の中にある「紅葉はこんな子」という固定概念に縛られて、収録のときにはどうしても役を作り込み過ぎちゃっていたんです。
でも監督から「中川さんの声がそのまま紅葉の声だし、紅葉の声が中川さんの声だから」って言っていただいてから「自然体でいいんだ。作り込みすぎたり考え込み過ぎず、出てくる言葉を大事にしよう」って思えるようになって、自分と紅葉を重ねて演じることが出来るようになりました。

──みなさんは放送に先駆けて、音楽ユニット「TINGS」の活動もされていますが、昨年開催されたライブイベントの感想なども改めてお聞かせください。

鈴代 ライブでは、歌の合間にメンバーの楽しいわちゃわちゃ感がお伝えできるようなコーナーもあって、そういうところをファンの皆さんに観ていただけたのは嬉しかったですね。

蟹沢 会場では公式グッズの星形ペンライトでお客さんが応援してくれて、「これってTINGSの5人が見る景色と同じなのかな?」って思えて、ちょっとジーンときました。
私たちがやっているラジオ番組『改めましてTINGSです!』との連動企画もあって、とても楽しかったです。ぜひ皆さん、ライブに遊びに来てください。

夏吉 開演直後に、客席の上空をドローンが飛んだんですね。一瞬「カブトムシ?」と思って、初っぱなからビックリして振りが飛びそうになってしまいました(笑)。その映像が映像配信されたりするのは「新たな試みだな」と思いました。

長谷川 お客さんのレスポンスが本当にあたたかくて。ライブ出演自体が初めての経験でしたが、「すごい空間なんだな」っていう驚きと共に、「みんなの良さを引き出してくれるのはお客さんなんだな」ということを肌で感じさせてもらいました。

中川 「Be Happy Time!!」という曲の中にある自己紹介のところで、ファンの皆さんの前で初めてキャラクターの声で喋ったことが思い出に残っています。「あ、TINGSのみんなって、こんな感じのキャラクターなんだ」みたいな、お客様の驚きの表情がすごく印象的でした。

──最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

鈴代 映像が本当に綺麗なので、細かい演出は勿論ですが、5人の関係がどう変化していくのか、そして私たちTINGSが歌っている曲がどのように使われていくのか、私もとても気になっています。各キャラクターの成長にも注目して、ぜひご覧ください。

蟹沢 『シャインポスト』は、一人のマネージャーと5人の少女たちの出会いから始まります。華やかさや泥臭さ、喜怒哀楽といったアイドルのあらゆる要素がしっかり描かれているだけでなく、彼女たちと一緒に私たち自身も成長していく物語になっていますので、皆さんにもこの作品を愛していただければと思います。

夏吉 表舞台ではキラキラしているアイドルですが、彼女たちが舞台に立つまでどんな風に頑張っているのかをリアルに感じることができると思いますし、アイドルとして頑張っている人たちを好きになる切っ掛けになる作品になったら嬉しいです。

長谷川 私は「嘘」がこの作品の一つのキーワードになっていると考えています。
誰がどんな嘘をついているのか、なぜ素直になれないのか、なぜ葛藤しているのか……そんな彼女たちの秘めた理由を知ることで、観ている皆さんもきっと誰かに感情移入していくでしょうし、そんな皆さんの熱い気持ちによって大きくなっていく作品だと思います。
内容がとても面白いので、ぜひ肩の力を抜きながら観てください。

中川 私たちTINGSの5人がメインに据えられていますが、他にも絶対アイドルの螢さんとか同じ事務所の先輩ユニット「FFF」、違う事務所の「ゆらシス(ゆらゆらシスターズ)」、ライバルの「HY:RAIN」等々たくさんのグループが登場します。どのグループにもそれぞれの物語があって、互いに刺激しあって成長していくストーリーでもあります。
ぜひ皆様も、推しグループや推しメンを見つけて楽しんでいただけたらと思います。

鈴代紗弓(すずしろ さゆみ)
2月4日生まれ。アーツビジョン所属。主な出演作は『くノ一ツバキの胸の内』(アサガオ)、『失格紋の最強賢者』(ルリイ=アーベントロート)、『ぼくたちは勉強ができない』(武元うるか)、『魔法使い黎明期『(ホルト)、『荒野のコトブキ飛行隊』(キリエ)、『ハイスコアガール』(大野晶)ほか。

蟹沢萌子(かにさわ もえこ)
10月25日生まれ。指原莉乃プロデュースの女性アイドルグループ「≠ME」のメンバーで同グループのリーダー。『シャインポスト』が声優初挑戦の作品となる。

夏吉ゆうこ(なつよし ゆうこ)
5月1日生まれ。賢プロダクション所属。主な出演作は『くノ一ツバキの胸の内』(ツバキ)、『賢者の弟子を名乗る賢者』(エメラ)、『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』(サーシャ・ネクロン)、『アサルトリリィ BOUQUET』(白井夢結)、『異常生物見聞録』(ヴィヴィアン)ほか。

長谷川里桃(はせがわ りも)
11月24日生まれ。mitt management所属。声優、女優として活躍中。主な出演作は映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(由美)、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』(愛野美奈子/セーラーヴィーナス)、舞台『アサルトリリィ・御台場女学校編』(長沢雪)、ゲーム『けものフレンズ3』(アフリカゾウ)ほか。

中川梨花(なかがわ りか)
4月21日生まれ。サンミュージックプロダクション所属。女優・タレントとして活躍中。主な出演作は、映画『写真甲子園 0.5秒の夏』(霧島絢香役)、ドラマ『L 礼香の真実』(姫野礼香役)、舞台『時空警察 SIG-RAIDER 彷徨~エトランジェ~』(貴石きさらか/時空刑事キラリー)ほか。

>>>メインキャスト5人のソロカット、アニメ『シャインポスト』場面カットを見る(写真18点)

(C)Konami Digital Entertainment,Straight Edge Inc./シャインポスト製作委員会

アニメージュプラス編集部

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